JR四国 キハ58系 JR四国色 旧国鉄 急行形気動車

JR四国 キハ58系 JR四国色 旧国鉄 急行形気動車

国鉄時代、四国の地にあってはキハ58系こそがエースだった気がします。
JR四国に引き継がれたのは、キハ58形53両、キハ57形2両、キハ28形37両(含 5000番台24両)の合わせて92両でした。
民営化後は急行の特急格上げが加速し1990年11月改正では予讃線・土讃線・高徳線・牟岐線の定期急行列車が全廃、徳島線の「よしの川」を残すのみとなり キハ58系の多くが廃車またはローカル用に転用されました。
客室出入り口付近のシートがロングシートに取り替えられ、トイレ・洗面所を撤去、屋上の水タンクも撤去され普通列車仕様に改造されてゆきます。
JR四国色も悪くはないのですが、普通列車用に格下げ改造されてゆく過程のイメージが強く感じられて、すこしさみしい感じがするのです。
2008年10月、JR四国からキハ58系は姿を消しました。

JR四国 キハ58系 急行形気動車 JR四国色

キハ58形:片運転台 トイレ付き エンジンはDMH-17H(180ps)×2
台車はコイルバネ式のDT22A。
400番台:長大編成対応型 台車はDT22C。

キハ28形2000番台:片運転台 トイレ付き エンジンはDMH-17H(180ps)×1
台車はコイルバネ式のDT22A(TR51A)。
2000番台:冷房用電源機関 強化型

キハ58形基本番台 キハ58-307

キハ58形(1-312 ;S36-38年製312両 長大編成対応改造型)
JR四国に125.131.163-4.167.178.194-5.198-9.203.211-2.216.229.251.253-4.293.301.304-7.が承継。
屋上水タンク撤去 撮影2003.3 宇和島

キハ58形400番台 キハ58-423

キハ58形(401- ;S38-42年製451両 長大編成対応型)
JR四国に423.463.464.482.506.516.517.542.575-77.616.649.654.665.769-777が承継。
撮影 :高松

キハ28形2000番台 キハ28-2475

キハ28形2000番台(1-202 ;S36-38年製 202両 長大編成改造対応型)
JR四国に2002.2046.2089.2110.2142.2148.2152-3.2171.2201.2202が承継。
撮影:松山

キハ28形5200番台 キハ28-5204 キロ28形改造車

キハ28形5200番台( ;S59年改造 23両 キロ28形普通車格下げ改造型)
運転台なし トイレ付き エンジンはDMH-17H(180ps)×1
座席はリクライニングシートのまま 台車はコイルバネ式のDT22A(TR51A)。
JR四国に5204-5220(13両 欠番あり)が承継。

団体列車「旅立ち」キハ28形2000番台 キハ28-2153

団臨仕様車「旅立ち」:瀬戸大橋開業に合わせて1988年に登場。
キハ58-305.306/キハ28-2153.2432の4両
座席はバケットタイプに交換。

団臨用 カラオケ車 キハ58形 キハ58-769

新幹線0系の転換クロスシートを転用、カラオケ設備も設けられました。
ほか1984年改造の団臨用はキハ28-2475 キハ58-577 1986年改造はキハ58-1035 キハ28-2476

スカート付き キハ58形 キハ58-194

 

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