JR北海道　寝台特急「北斗星」24系25形

1988年3月。津軽海峡線の開通にあわせ寝台特急「北斗星」は運転を開始しました。
「北斗星」1・2号がJR北海道もち「北斗星」3～6号がJR東日本もちです。
（うち3・4号はカシオペアデビュー以後季節列車化）
ここでご用意した画像は2005年8月に宇都宮駅で撮影した北斗星2号と2006年3月に鶯谷駅で撮影した北斗星2号（回送）です。
2006年3月の改正で青森駅は通過となったため電源車の位置が青森方から上野方へ逆転しています。
客車のサイドも通路側から寝台側となっておりますのでご確認ください。
（五稜郭で撮影した機関車は2009年3月撮影の北斗星1号）
なお2008年3月改正で「北斗星」1・4号が廃止され「北斗星」の定期列車は1往復になりました。
これにより JR北海道所属のロイヤル・ツインデラックス・食堂車、JR東日本所属のロビーカーが運用を終了、以後JR東日本・JR北海道の混成編成となり2015年3月まで活躍しました。

JR北海道　特急「北斗星1号」

DD51 1138＋24系25形 寝台客車

ED79 10＋24系25形 寝台客車

撮影2009年3月：五稜郭

JR北海道　寝台特急「北斗星2号」24系25形

「北斗星2号」①　オハネフ25形0番台　オハネフ２５-２　Bコンパートメント

1997年にオハネフ25- 2・4・8・15を「Bコンパート」に改造

「北斗星2号」②　オハネ25形560番台　オハネ２５-５６１　B2(デュエット)

デュエットは二人用Ｂ寝台個室
1991年にオハ14- 527・537を改造→561、562　1997年にオハネ25-241・33・227・240を改造→563～566

「北斗星2号」③　オハネ25形560番台　オハネ２５-５６３　B2(デュエット)

「北斗星2号」④　オハネ25形560番台　オハネ２５-５６６　B2(デュエット)

「北斗星2号」⑤　オハネ25形550番台　オハネ２５-５５２　B1（ソロ）

1人用B個室寝台「ソロ」。1991年にオハ14 -502・538を改造→オハネ25 551・552
2015年3月「北斗星」の定期運行終了により廃車。

「北斗星2号」⑥　スハネ25形500番台　スハネ２５-５０３　B1（ソロ）

1人用B個室寝台「ソロ」「ミニロビー」「シャワー室」の合造車。
オハネ25- 18・31を改造→スハネ25 501・502　オハネ14- 515を改造→スハネ25 503
2015年3月「北斗星」の定期運行終了により廃車。

「北斗星2号」⑦　スシ24形500番台　スシ２４-５０８　食堂車「グランシャリオ」

スシ24形500番台 は485系・489系電車の食堂車であるサシ481形とサシ489形を改造したものです。
国鉄末期の1987年に501～503が 民営化後1989年にかけて JR東日本で504～ 507が JR北海道で508が改造されました。
501：松任工場・502：吹田工場・503～07：新津工場・508：苗穂工場
JR北海道の4両（501～03・08）には 専用のエンブレムが設置されています。
サシ481-67・75・76・64・68・50→スシ24-501～05・508　サシ489-83・7→スシ24- 506・507
2008年3月「北斗星」減便時にJR北海道の4両は廃車となりました。

「北斗星2号」⑧　オロネ25形500番台　オロネ２５-５０１　A2 ツインDX

オロネ25形500番台は2人用A個室「ツインデラックス(DX)」。
1987～88年に オハネ25形を改造しました。
オハネ25- 237・14・19・233・236・235→オロネ25- 501～06
2008年3月「北斗星」減便により JR北海道の501～03が廃車。JR東日本の504 – 506は2015～16年に廃車。

「北斗星2号」⑨　オロハネ25形550番台（555～558）オロハネ２５-５５７　AB寝台 ロイヤル ソロ

オロハネ25形550番台（555～558）は1人用A個室寝台「ロイヤル」1人用B個室寝台「ソロ」合造車。
1989年にオハネ14形500番台から改造。オハネ-14 503・506・510・512→オロハネ25- 555～558
2008年3月「北斗星」減便により廃車。なおロイヤルは補助ベッドがあり二人でも利用可能

「北斗星2号」⑩　オロハネ25形550番台 （551 – 554）オロハネ２５-５５３　AB寝台 ロイヤル  デュエット

オロハネ25形550番台 (551 – 554)は1人用A個室寝台「ロイヤル」2人用B個室寝台「デュエット」合造車。
1988年にオハネ25形から改造。1989年にはオハネ14形500番台から追加改造。
オハネ25- 1・2・9／オハネ14-513 →オロハネ25- 551～ 554
2008年3月「北斗星」減便により廃車。

「北斗星2号」⑪　オハネフ25形0番台　オハネフ２５-８　Bコンパートメント

「北斗星2号」⑫　カニ24形500番台　カニ２４-５０１

カニ24形500番台 はカニ24形0・100番台に耐寒・耐雪改造を施した電源車。
1987～90年に改造されました。
「北斗星」以外にも「エルム」「あけぼの」「日本海」でも使用されています。
カニ24- 1・2・5・8・19・20・21・22・24・113・115→カニ24- 501 ～511
JR北海道に継承されたのは501～03。 501は2008年に廃車。2015年に全廃。　撮影2005.8：宇都宮

JR北海道　寝台特急「北斗星」回送　24系25形

「北斗星」回送①　オハネフ25形0番台　オハネフ２５-２　Bコンパートメント

「北斗星」回送⑤　オハネ25形550番台　オハネ２５-５５２

1人用B個室寝台「ソロ」。1991年にオハ14 -502・538を改造→オハネ25 551・552
2015年3月「北斗星」の定期運行終了により廃車。

「北斗星」回送⑥　オハネ25形500番台　オハネ２５-５０１　B1（ソロ）

1人用B個室寝台「ソロ」「ミニロビー」「シャワー室」の合造車。
オハネ25- 18・31を改造→スハネ25 501・502　オハネ14- 515を改造→スハネ25 503

「北斗星」回送⑦　スシ24形500番台　スシ２４-５０２　食堂車「グランシャリオ」

「北斗星」回送⑧　オロネ25形500番台　オロネ２５-５５１　A2(ツインデラックス)

寝台側の各窓の左上に2段寝台用の小窓が外見上の特徴。
国鉄時代に5両が改造され501 ～03 をJR北海道が   504.05をJR東日本が継承。（1987年度にJR東日本で506を追加改造）
2008年3月「北斗星」減便によりJR北海道の3両廃車。JR東日本の504～06は、2015～15年に廃車。

「北斗星」回送⑨　オロハネ25形550番台　オロハネ２５-５５７

オロハネ25形550番台（555～558）は1人用A個室寝台「ロイヤル」1人用B個室寝台「ソロ」合造車。
1989年にオハネ14形500番台から改造。オハネ-14 503・506・510・512→オロハネ25- 555～558
2008年3月「北斗星」減便により廃車。なおロイヤルは補助ベッドがあり二人でも利用可能

「北斗星」回送⑩　オロハネ25形550番台　オロハネ２５-５５３

オロハネ25形550番台 (551 – 554)は1人用A個室寝台「ロイヤル」2人用B個室寝台「デュエット」合造車。
1988年にオハネ25形から改造。1989年にはオハネ14形500番台から追加改造。
オハネ25- 1・2・9／オハネ14-513 →オロハネ25- 551～ 554
2008年3月「北斗星」減便により廃車。

「北斗星」回送⑫　マニ24形500番台　マニ２４-５０２

マニ24形500番台 (501・502)はマニ50形を改造した電源車です。
501がJR東日本、502がJR北海道に在籍しました。電源用エンジンはDMF13Z-G×2。
501は2006年6月に 502は2010年3月に廃車。

マニ50-2048・2070→マニ24-501・502　　　　　　撮影2006.3　鶯谷