JR北海道 785系リニューアル車 特急形交流電車「すずらん」

785系は「JR北海道」発足後、初の特急形電車です。
札幌 – 旭川間の電車特急用として1990年5月にデビューしました。
2005年4月から2007年6月までにリニューアル工事が施工されました。
前面の愛称表示器がフルカラーLED式に交換されスカートの形状も変更されました。
また屋根上のブレーキ用抵抗器が撤去されたのですぐそれとわかります。
性能面ではインバータ装置をIGBTに更新しブレーキシステムも変更されました。
（モータは N-MT785のまま）
車内も座席などが交換され案内表示装置も一新されています。
なおリニューアル以前の2001年から4連+2連を全て5連固定に組み替えています。
新製の中間電動車（1M方式のﾓﾊ784形500番台）を追加したNE１～5編成と中間車改造された先頭車(ｸﾊ784形(3.4)とｸﾓﾊ785形100番台)を組み込んだNE501.502編成があります。
（合わせて編成全体の方向を逆向きに転換しています。）
またこの際に発生した余剰車両は 2010年に「スーパー白鳥」用に改造されています。
（ﾓﾊ785-303＋ｸﾊ784-303)

JR北海道 785系リニューアル車　NE1編成　特急「すずらん5号」

JR北海道　785系基本番台 5連　NE1（～5）編成表
←①旭川 新千歳空港　　　　　　　 室蘭 札幌⑤→
ｸﾓﾊ785_1-ｻﾊ784_1-ﾓﾊ785_1-ﾓﾊ784_501-ｸﾊ785_1
「すずらん」「ｽｰﾊﾟｰカムイ」：785系は1990年9月「ｽｰﾊﾟｰﾎﾜｲﾄｱﾛｰ」でﾃﾞﾋﾞｭｰ。
④号車は2002年に増備。ﾘﾆｭｰｱﾙは2005～6年にかけて施工。
参照；JR電車編成表2011年夏号

NE1編成①　ｸﾓﾊ785形0番台 クモハ７８５-１