キハ281系は 1994年3月から特急「スーパー北斗」として営業運転を開始したJR北海道の振子式気動車です。
先行して試作車が1992年に先頭車2両中間車1両が製造されました。
1993年から量産されたものと合わせ総勢27両を数えます。
車体は軽量ステンレス製(前頭部は普通鋼製)でエンジンは N-DMF11HZA(355ps/2100rpmコマツ製)を各車に2台装備しました。
このことで国内の気動車では初となる最速130km/h営業運転を実現しました。
また制御付自然振子機構を装備した台車はコロ式の振子機構をもつ N-DT281形。
(量産車は曲線ベアリングガイド式の N-DT281A形に変更)
曲線通過速度は本則 + 30km/hとなり函館 – 札幌間の最短所要時間はキハ183系の3時間29分から2時間59分へと大幅に短縮されています。
2013年に最高速度の見直しがなされ120km/hとなり所要時間も30分以上延びてしまいました。
キハ281系は2022年9月に定期運用を終了、同年10月をもって引退しました。
目次
JR北海道 キハ281系 900番台 試作車編成
-HEAT 281 – Hokkaido Experimental Advanced Train-
JR北海道 キハ281系試作車編成 3連 編成表
←① 函館 札幌③→
キハ281_902-キハ280_901-キハ281_901
実写データ参照 撮影1993年8月?:札幌運転区
キハ281系 900番台 試作車編成① キハ281形900番台 キハ281-901
901 は函館向き先頭車。撮影場所:札幌運転区
キハ281系 900番台 試作車編成② キハ280形900番台 キハ280-901
キハ281系 900番台 試作車編成③ キハ281形900番台 キハ281-902
902 は札幌向き先頭車。台車は、コロ式の振子機構をもつ N-DT281形。
量産車は曲線ベアリングガイド式の N-DT281A形に変更。撮影場所:札幌運転区
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