485系「RED EXPRESS」はJR化後に登場した783系との格差を解消するため、内外装とも大幅なリニューアルを施したものです。
1986年11月最後の国鉄ダイヤ改正で一旦 併結運転はなくなりましたが、JR九州となり併結運転が復活しました。
そこで90年3月に「かもめ」に対し、90年10月には併結を行う「みどり」に対し「RED EXPRESS」改造が施行されました。
「かもめ」「みどり」にはそれぞれ KAMOME EXPRESS、MIDORI EXPRESSロゴが記されています。
誤乗を防ぐため塗装も分けられたのです。
後に「にちりん」や「有明」または波動用に充当する車両にも施工されました。
こちらには「赤いにちりん」などというロゴはなく「REDEXPRESS」と記されています。
ヘッドマークにもREとあり その下に小さく「にちりん」と記されている程度です。
「REDEXPRESS」は2012年に姿を消しました。
ここではクーラーの違いで初期形、後期形と区分けしました。
撮影:92年12月、93年4月、98年3月 博多または鳥栖
- 1. 初期形 :AU12形キノコ形クーラー装備車
- 2. 後期形:AU13形(MはAU71形)クーラー装備車
- 2.1. 485系 REDEXPRESS クハ481形200番台 クハ481-221
- 2.2. 485系 REDEXPRESS クロ481形300番台 クロ481-301
- 2.3. 485系 REDEXPRESS クロハ481形200番台 クロハ481-203
- 2.4. 485系 REDEXPRESS クロ480形0番台 クロ480-12
- 2.5. 485系 REDEXPRESS クモハ485形0番台 クモハ485-15
- 2.6. 485系 REDEXPRESS モハ484形200番台 モハ484-275
- 2.7. 485系 REDEXPRESS モハ485形0番台 モハ485-173
- 2.8. 485系 REDEXPRESS モハ484形600番台 モハ484-601
初期形 :AU12形キノコ形クーラー装備車
485系 REDEXPRESS クハ481形0番台 クハ481-33
33.35.37.39はビデオカー
485系 REDEXPRESS クロ481形100番台 クロ481-102
100番台はクハ481と同じくMG強化形
485系 REDEXPRESS モハ484形0番台 モハ484-95
パンタが撤去されています。
485系 REDEXPRESS モハ485形0番台 モハ485-95
485系 REDEXPRESS サハ481形0番台 サハ481-7
485系 REDEXPRESS サハ481形0番台 サハ481-93
1992年にモハ485-93を電装解除
後期形:AU13形(MはAU71形)クーラー装備車
485系 REDEXPRESS クハ481形200番台 クハ481-221
485系 REDEXPRESS クロ481形300番台 クロ481-301
1989年改造 もとクハ481-243 300番台は301のみ
485系 REDEXPRESS クロハ481形200番台 クロハ481-203
201~08:JR九州 209~15:JR西日本
485系 REDEXPRESS クロ480形0番台 クロ480-12
1984~85年改造 サロ481形を先頭車改造したもの。1~15
サロ481形にクハ481形300番台タイプの運転台ブロックを接合。
MGは床下に運転台下にCPを搭載。撮影場所:博多
485系 REDEXPRESS クモハ485形0番台 クモハ485-15
1984~85年改造 モハ485形を先頭車改造したもの。485系初のクモハ。
モハ485形にクハ481形1000番台タイプの運転台ブロックを接合。
モハ485形のトイレなどの水回りを撤去した跡にMG、運転台下にCPを 機器室にはMG起動装置やAVR(自動電圧調整器)、空気タンクなどを設置。撮影場所:博多
485系 REDEXPRESS モハ484形200番台 モハ484-275
485系 REDEXPRESS モハ485形0番台 モハ485-173
撮影場所:
485系 REDEXPRESS モハ484形600番台 モハ484-601
乗務員室を設置 撮影場所:博多
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