JR九州が1990年以降に改造した485系RED EXPRESSシリーズはドーンデザイン研究所による塗装が印象的です。
変更は外見だけではありません。
車内ではグリーン座席は3列シートに 普通座席はリクライニングシートに交換しています。
またモハ485形の一部ではトイレ・洗面所を業務員室・車販準備室に変更しています。
787系 883系 そして885系とJR九州は特急車両を次々に増備、
2000年には485系の大半が消滅してしまいます。
最後は「きりしま」「ひゅうが」で運用されました。
2012年にはこれらも783系・787系へ置換られ消滅しました。
ここではJR九州では最後となる鹿児島区の485系をご覧いただきます。
JR九州 485系 REDEXPRESS色 特急「きりしま」Dk13編成
「きりしま」Dk13編成① クロハ481形200番台 クロハ481-205
クロハ481-200番台はクハ481-200番台を1986~87年に半室グリーン化したもの。
201~08:JR九州 209~15:JR西日本
「きりしま」Dk13編成② モハ484形200番台 モハ484-271
モハ484形200番台はクーラーを集中式AU-71Aに変更したもの
「きりしま」Dk13編成③ モハ485形0番台 モハ485-169
トイレ・洗面所を業務員室・車販準備室に変更しています。
「きりしま」Dk13編成④ モハ484形200番台 モハ484-215
「きりしま」Dk13編成⑤ クモハ485形0番台 クモハ485-9
JR九州 485系 REDEXPRESS Dk13編成 5両編成
←小倉 宮﨑③ ①鹿児島中央→
クモハ485_9-モハ484_215- モハ485_169-モハ484_271-クロハ481_205 所属 鹿児島総合車両所
Dk11~16 ⑤連は「きりしま」の他「にちりん」「ひゅうが」に充当
参照:JR編成表08年夏号 撮影2008.7 鹿児島
JR九州 485系 K&H色 「さわやかライナー」Dk08編成
HUIS TEN BOSCH→KIRISHIMA & HYUGA
1992年「ハウステンボス」編成に施工。
1994年に赤・青・黄・緑の4色によるブロックパターンを組合わせた新塗装へ変更。
2000年に783系へ置き換えられ消滅。
3連のDk08編成はロゴマークを「KIRISHIMA & HYUGA」に変更。
2012年度に783系・787系へ置換られ消滅。
「さわやかライナー」Dk08編成① クハ481-238
「さわやかライナー」Dk08編成② モハ484-342
「さわやかライナー」Dk08編成③ クモハ485-108
KIRISHIMA EXPRESS
1995年「きりしま」編成に施工。緑を基調に「KIRISHIMA EXPRESS」のロゴが入る。
2000年「ひゅうが」と共通運用となり一旦消滅。
2004年にDk9編成へ施工され復活。
2010年に旧国鉄色に塗装変更され消滅。
JR九州 485系 特急「きりしま」用 Dk8編成 3両編成
←宮﨑③ ①鹿児島中央→
クモハ485_108-モハ484_342- クハ481_238 所属 鹿児島総合車両所
K&H色 2000.3~
参照:JR編成表08年夏号 撮影2008.7 鹿児島中央
JR九州 485系 きりしま色 特急「きりしま」Dk09編成
JR九州 485系 特急「きりしま」用 Dk9編成 3両編成
←宮﨑③ ①鹿児島中央→
クモハ485_5-モハ484_206- クハ481_256 所属 鹿児島総合車両所
きりしま色 2004.2
参照:JR編成表08年夏号 撮影2008.7 鹿児島中央
「きりしま」Dk09編成① クハ481-206
「きりしま」Dk09編成② モハ484-206
「きりしま」Dk09編成③ クモハ485-5
クモハ485形0番台は485系初のクモハです。
モハ485形15両にクハ481形1000番台タイプの運転台ブロックを接合し先頭車改造しました。
モハ485形のトイレなどの水回りを撤去した跡にMG、運転台下にCPを 機器室にはMG起動装置やAVR(自動電圧調整器)、空気タンクなどを設置。
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