20系寝台特急としての「さくら」は1959年に「みずほ」は1963年にデビューしました。
ともに1972年3月に14系化されています。
14系は 電源車からの集中電源方式である24系に対し分散電源方式を採用しています。
長崎編成と佐世保編成を併結する「さくら」にとってはうってつけの方式です。
「みずほ」は75年以降 熊本行き①~⑧と長崎行き⑨~⑭を併結するようになりました。
「さくら」と「はやぶさ」の補完的な役割を担ってきたわけです。
1984年にはオハネ14-700番台 4人用個室「カルテット」が追加されました。
1987年 JR九州は「さくら」「みずほ」用に14系を49両が継承しました。
基本編成は熊本区持ち 付属編成は品川区(JR東日本)持ちとなります。
ここでは2段寝台となった14系15形も混結している姿をご覧ください。
「みずほ」は1994年に東京-九州間の寝台特急としては一番早く運転を終了しました。
「さくら」は1999年以降 24系25形「はやぶさ」と異種併結 。2005年に姿を消しました。
JR九州 寝台特急「さくら」 牽引機 ED76形 ED76-88
JR九州 寝台特急「さくら」用 14系寝台車 スハネフ14形
撮影場所:早岐 車番不明
JR九州 寝台特急「みずほ」 牽引機 ED76形 ED76-79
1989年撮影?博多
JR九州 14系寝台特急「みずほ」基本編成
「みずほ」基本編成① スハネフ15形0番台 スハネフ15-2
1989年撮影?博多
「みずほ 」基本編成② オロネ14形0番台 オロネ14-4
「みずほ」基本編成 ③ オハネ14形700番台 オハネ14-704「カルテット」
1984年にはオハネ14-700番台 4人用個室「カルテット」が追加されました。95年廃車。
「みずほ」基本編成 ④ オハネ15形0番台 オハネ15-6
「みずほ」基本編成⑤ オシ14形0番台 オシ14-3
93年にTWE、北斗星以外の食堂車は廃止となりました。
「みずほ」基本編成⑥ オハネ15形0番台 オハネ15-3
JR九州 14系 みずほ 基本編成 8連 1986~1994
←熊本① (⑨~⑭は「さくら」JR東日本:品川区) ⑧東京→
スハネフ14+オロネ14+オハネ14_700+オハネ14+オハネ14+オハネ14+オハネ14+スハネフ14
オハネ14_700は「カルテット(オハネ14_0改)」
所属 熊本運転所 参照:JR気動車客車編成表93年版 1989年撮影?門司
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