1965年以来 20系寝台客車で運行されていた「富士」は 西鹿児島-(日豊線)-東京間 1,574.2kmを24時間以上かけて運行する という国鉄の最長距離列車でした。
(1980年に宮崎(90年~南宮崎)行きとなり 97年には大分までの運転に。)
1976年10月「富士」は「はやぶさ」とともに24系25形となりデラックス化が図られました。
1973年に登場した24系は分散電源方式の14系に対し 電源車からの集中電源方式を採用したものです。
(ハネの寝台が3段式のものを24系24形、2段式に変更されたものを24系25形と区別します。)
JR九州には「富士」「はやぶさ」用に122両が継承されました。
当初 食堂車とAネは基本編成(西鹿児島行き)でした。
JR化された1987年にはこれらを 付属編成(大分止め)に移動。
ロビーカーも連結され基本編成6連より付属編成8連のほうが充実しています。
このページでは もっともバラエティに富んでいた90年当時の「富士」をご覧いただきます。
(逆サイドは 『24系25形「はやぶさ」』のタイトルでUP。)
1993年には食堂車が廃止。
1999年に「富士」14連は異種併結編成となる「さくら14系15形+24系25形はやぶさ」編成14連と共通運用になりました。
2005年には「富士」は 14系15形編成6連になり「はやぶさ」14系15形編成 6連と併結運行します。
(14系15形「富士」「はやぶさ」は別タイトルでUP。)
2009年「富士」「はやぶさ」とともに廃止されました。
- 1. JR九州 24系25形 寝台特急 「富士」
- 1.1. 基本編成⓪ カニ24形0番台 カニ24-7 電源車
- 1.2. 基本編成① オハネフ25形100番台 オハネフ25-103 上段固定タイプ
- 1.3. 基本編成③ オハネ25形100番台 オハネ25-120 上段固定タイプ
- 1.4. 付属編成⑦ オハネフ25形200番台 オハネフ25-209
- 1.5. 付属編成⑧ オシ24形100番台 オシ24-102 食堂車
- 1.6. 付属編成⑨ オハ24形700番台 オハ24-705 ロビーカー
- 1.7. 付属編成⑫ オハネ25形1000番台 オハネ25-1001 ソロ
- 1.8. 付属編成⑬ オロネ25形0番台 オロネ25-1
- 1.9. 付属編成⑭ オハネフ25形100番台 オハネフ25-157 上段固定タイプ
- 2. 寝台特急「富士」牽引機 EF81形400番台 EF81-409
JR九州 24系25形 寝台特急 「富士」
基本編成⓪ カニ24形0番台 カニ24-7 電源車
基本編成① オハネフ25形100番台 オハネフ25-103 上段固定タイプ
基本編成③ オハネ25形100番台 オハネ25-120 上段固定タイプ
JR九州 24系25形 富士(はやぶさ) 基本編成 6連 1992年
←①南宮崎(西鹿児島) ⑥東京→
カニ24-2+オハネフ25+オハネ25+オハネ25+オハネ25+オハネ25+オハネフ25
所属 鹿児島運転所 参照:JR気動車客車編成表92年版 撮影1990 :大分、門司
付属編成⑦ オハネフ25形200番台 オハネフ25-209
付属編成⑧ オシ24形100番台 オシ24-102 食堂車
付属編成⑨ オハ24形700番台 オハ24-705 ロビーカー
付属編成⑫ オハネ25形1000番台 オハネ25-1001 ソロ
付属編成⑬ オロネ25形0番台 オロネ25-1
付属編成⑭ オハネフ25形100番台 オハネフ25-157 上段固定タイプ
24系25形 「富士」 付属編成 8連 1992年
←⑦大分(熊本) (①~⑥は南宮崎(西鹿児島)) ⑭東京→
オハネフ25_200+オシ24_100+オハ24_700+オハネ25+オハネ25+オハネ25_1000+オロネ25+オハネフ25
オハネフ25_200は鹿児島側 オハ24_701~5はロビーカー オハネ25_1001~5はソロ
所属 熊本運転所 参照:JR気動車客車編成表92年版 撮影1993 :大分、門司
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