10000系(1983~87年製)は20m級4Dのステンレス車両です。
抵抗制御ではありますが電動カム軸式バーニヤ界磁チョッパ制御となっています。
1983年に東上線(地上線専用 8連×6=48両)でデビューし伊勢崎線には翌1984年から使用されました。
(6連×9=54両 :2連×4=8両)
モーターの出力は140kW、歯車比は5:44となっています。
日光線の勾配区間に備え抑速ブレーキ付きとなっていることから当初から伊勢崎線での使用を考えていたようです。その後 4連.10連も登場 総勢118両を数えます。
2007年以降リニューアル工事が行われていますが 内装がメインの工事となっています。
10000系にはマイナーチェンジ車である10030系とVVVFインバータ制御試作車である10080系が追加されています。
東武鉄道 10000系 6連 11605F
11605F⑥ クハ11600形 11605 Tc1
11605F⑤ モハ12600形 12605 M1
11605F④ モハ13600形 13605 M2
11605F③ サハ14600形 14605 T3
11605F② モハ15600形 15605 M3
11605F① クハ16600形 16605 Tc2
東武鉄道 伊勢崎線 10000系 6両編成 編成表
←浅草⑥ 伊勢崎 日光①→
クハ11600-モハ12600-モハ13600-サハ14600-モハ15600-クハ16600
Tc1-M1-M2-T3-M3-Tc2 11601~09F 編成ごとに末尾2桁を揃えている
撮影2006.3:曳舟
10000系以降 の車両付番法則
千の位は浅草(池袋)から何両目か(10両目の場合は「0」)
百の位は編成両数(10連の場合は「0」)
残りの下2桁は編成番号を表します。
「15601」であれば10000系6連の第1編成で浅草方から5両目(=②号車)
よって電動車・制御車・付随車かは車番から判別できません。
ただし形式上はそれぞれ「モハ」「クハ」「サハ」と記載されています。
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