165系は153系に次ぐ直流急行形電車の第2世代となる系列です。1963年に登場しました。
山岳線でも運用できるよう120kWにパワーアップしたMT54を搭載、抑速ブレーキ付きとしました。
主制御器はCS15系、台車もDT32・TR69系を採用、乗り心地も改善されました。
この組み合わせは特急形である485系と同じです。
ただ急行列車は1980年代から激減し165系はローカル線の普通列車に転用されてゆくことになります。
国鉄最後のダイヤ改正で松本運転所から日根野区に3連×11本=33両が転入してきました。
McM’Tc3連、TcMM’Tc4連が基本となります。
和歌山-新宮間を中心に運用され 天王寺発新宮行きの夜行(通称:太公望列車)にも充当されました。
2002年3月に定期運用は終了しました。
165系冷房改造車 3連 旧F301編成 日根野電車区
JR西日本 紀勢本線用 165系 3連 旧F301編成 日根野電車区
←新宮①
クハ165_88-モハ164_814-クモハ165_67
撮影:1993.1?:御坊
旧F301編成① クハ165形 クハ165-88
1 ~ 155は非冷房で落成しています。
旧F301編成② モハ165形800番台 モハ165-814
800番台は狭小トンネル区間用の低屋根構造 801 ~ 848は非冷房で落成しています。
旧F301編成③ クモハ165形 クモハ165-67
1 ~ 122は非冷房で落成しています。 撮影:御坊
165系冷房改造車 3連 旧F302編成 日根野電車区
JR西日本 紀勢本線用 165系 3連 旧F302編成 日根野電車区
←新宮①
クハ165_68-モハ164_815-クモハ165_68 撮影:1993.1?:御坊
旧F302編成① クハ165形 クハ165-68
旧F302編成② モハ164形800番台 モハ164-815
旧F302編成③ クモハ165形 クモハ165-68
JR西日本 紀勢本線用 165系 3連 旧F302編成 日根野電車区
←新宮①
クハ165_68-モハ164_815-クモハ165_68 撮影:1993.1?:御坊
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