285系は1998年JR西日本とJR東海が共同開発した夜行特急専用電車です。
寝台客車によって運転されていた特急「瀬戸」「出雲」の車両を置き換え「サンライズ瀬戸」「サンライズ出雲」としてデビューしました。
寝台客車は直流電化、交流電化、非電化のすべてに入線できますが機関車のけん引では速くても時速110km止まりでした。
285系は直流電化区間しか運行できませんが最高速度は時速130kmに引き上げられました。
1編成は各々7両編成で 東京-岡山間 は併結して14両編成で運転しています。
下りは←東京⑭-「サンライズ出雲」-⑧出雲市→ ←東京⑦-「サンライズ瀬戸」-①高松→。
上りは逆、つまり ①-⑦が「サンライズ出雲」になります。
なおL1~3がJR西日本編成となっています。
JR西日本出雲運転区に常駐し 大垣車両区所属のJR東海 L4、5編成との共通運用になっています。
主電動機は223系1000番台と同じく WMT102A(220kw)
制御装置 はIGBT素子によるPWMインバータ:WPC9 で1C1M構成
285系 サンライズエクスプレス I1編成① クハネ285-2
1・2・5 – 7号車(8・9・12 – 14号車)は「シングル」1名用B寝台個室。
285系 サンライズエクスプレス I1編成② サハネ285-201
1・2・6・7号車(8・9・13・14号車)の車端部は1~2名用B寝台個室。
2段ベッド構造となっていることから「シングルツイン」
285系サンライズエクスプレス I1編成③ モハネ285-1
3・10号車は「ソロ」B寝台一人用個室。
285系サンライズエクスプレス I1編成④ サロハネ285-201
4号車(11号車)の2階部分は「シングルデラックス」1名用A寝台個室。
1階部分は「サンライズツイン」2名用B寝台個室。
285系サンライズエクスプレス I1編成⑤ モハネ285-201
5(12)号車は開放型寝台ともいうべき「ノビノビ座席(普通車座席指定)」
二段構造のカーペット敷きで 1畳分程度のスペースに仕切られている。
285系サンライズエクスプレス I1編成⑥ サハネ285-1
②号車に同じ
285系サンライズエクスプレス I1編成⑦ クハネ285-1
JR西日本 285系寝台電車「サンライズエクスプレス」編成表 I1編成
←東京⑦
クハネ285-1+サハネ285-1+モハネ285-201+サロハネ285-1
+モハネ285-1+サハネ285-201+クハネ285-2
上り
←東京⑭「サンライズ出雲」⑧出雲市→ ←東京⑦「サンライズ瀬戸」①高松→
(下りは逆;①-⑦が「サンライズ出雲」になります)
1998年5月23日 大阪駅での車両展示会で撮影
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