1600系は1959年に製造された名古屋線初の片側4扉車です。
MB-3020D形ﾓｰﾀ(125kW×4)を装備することからも大阪線の1480系に相当すると言っていいでしょう。
ただ1480系はMc-M-Tcでしたが 名古屋線用の1600系はMc-Tcです。
登場時はモ1600＋ク1600（2連×5=10両）でしたが、63年にク1600形はク1700形に改番されました。
また63年からは増結用のモ1650形・ク1750形が追加されています。
82年から1610F以降を対象に冷房改造と車体更新が行われました。
廃車は冷房改造対象外となった01～09Fよりはじまりました。(88年～)
残った編成も97年までに廃車され現在1600系は系列消滅しています。
なお一部は狭軌化改造の上、600系となり養老線に転出。現在も養老鉄道で活躍しています。
目次
1600系 1609F① ﾓ1600形 モ１６０９
1600系 1607F② ｸ1700形 ク１７０７
近畿日本鉄道 名古屋線用 1600系編成表
←名古屋② ①→
1704–1604 Tc-Mc 冷房改造されていないグループ
～09–～09 下二桁はそろっている
参考；私鉄車両編成表88年版 撮影場所：伊勢若松
1600系 1613F① ﾓ1600形 モ１６１３ 冷房改造車 新塗装
1600系 1613F② ｸ1700形 ク１７１３ 冷房改造車 新塗装
近畿日本鉄道 名古屋線用 1600系編成表
←名古屋② ①→
1713–1613 Tc-Mc 冷房改造されたグループ
下二桁はそろっている
参考；私鉄車両編成表88年版 撮影場所：桑名
1600系増結用Mc ﾓ1650形 モ１６５８
1600系増結用Mc ﾓ1650形 モ１６５８ 新塗装
撮影場所：米野
1600系増結用Tc ｸ1750形 ク１７５２
1600系増結用Tc ｸ1750形 ク１７５２ 新塗装
撮影場所：近鉄富田
63年からは増結用のモ1650形・ク1750形が追加されています。
1600系改造M車 ﾓ1600形 モ１６０１
1974年にモ1601 – モ1603の運転台は撤去され、
＋サ1780-モ1650などと4両編成を組み急行運用に充当されました。
1600系 1604F② ｸ1700形 ク１７０４ 新塗装
こんな新塗装車もありました。 撮影：米野
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