近畿日本鉄道 8810系 9000系 9200系 界磁チョッパ制御車

近畿日本鉄道 8810系 9000系 9200系 界磁チョッパ制御車

 1981、83年に製造されたスチール製の界磁チョッパ制御車たちです。
大阪線1400系の奈良線バージョンとして登場しました。よって裾を絞ってあります
8810系は4連で、2連バージョンは9000系、3連バージョンは9200系となります。
正面のデザインが大きく変わりました。私は「角形近鉄」と呼んでいます。
主電動機はMB-3270-Aを採用し、歯車比は4.72です。
台車はダイレクトマウント式空気ばねタイプのシュリーレン式台車(KD-88系)採用。
パンタグラフは下枠交差形のPT-48となりました。

奈良線用といいたいところですが、8812Fは方向転換し大阪線で使用しています。
9000系は現在、名古屋線に転属しています。
9200系はアルミ車となるサ9311形を増結、4連となって大阪線で活躍しています。

丸形では使用線区ごとにまとめてきましたが、角形ではこのように使用路線で分別する意味は もはやありません。
以後、使用目的および性能別に分けてまとめてゆきます。
(例外:京都、大阪市営地下鉄乗り入れ対応車、狭軌路線である南大阪線系統用)

 

8810系界磁チョッパ制御車 8921F① ク8900形 8921 奈良線用

8810系界磁チョッパ制御車 8921F② モ8800形 8821 奈良線用

8810系界磁チョッパ制御車 8921F③ モ8800形 8822 奈良線用

8810系界磁チョッパ制御車 8921F④ ク8900形 8922 奈良線用

近畿日本鉄道 8810系 8921F 4連 奈良線系用 編成表
←難波、京都④       奈良①→
8922-8822-8821-8921 Tc-M-M-Tc 界磁チョッパ制御車
参考;私鉄電車編成表07年版 撮影2009.7 撮影場所:西大寺

8810系界磁チョッパ制御車 8912F① ク8900形 8912 大阪線用

近畿日本鉄道 8810系 8912F 4連 大阪線系用 編成表
←上本町④      ①→ *方向転換している
8911-8811-8812-8912 Tc-M-M-Tc 界磁チョッパ制御車
参考;私鉄電車編成表07年版 撮影2010.7 撮影場所:今里

9000系界磁チョッパ制御車 9007F① モ9000形 9007 名古屋線用

9000系界磁チョッパ制御車 9007F② ク9100形 9107 名古屋線用

撮影場所:桑名

近畿日本鉄道 9000系 9007F 2連 名古屋線系用 編成表
←名古屋②       賢島①→
9107-9007 Tc-Mc 界磁チョッパ制御車 01-08F
参考;私鉄車両編成表07年版 撮影2008.4 桑名

 

9200系 界磁チョッパ制御車 9202F① モ9200形(偶) 9202 大阪線用

9200系 界磁チョッパ制御車 9202F② モ9200形(奇) 9201 大阪線用

9200系 界磁チョッパ制御車 9202F③ サ9310形 9311 大阪線用 アルミ車

9200系はもともと3連仕様でしたが、あとから4連化しました。
よってこのサ9311のみアルミ車となっています。

9200系 界磁チョッパ制御車 9202F④ ク9300形 9301 大阪線用

近畿日本鉄道 9200系 4連 大阪線系用 編成表
←上本町④     ①→ 界磁チョッパ車 サ9310のみアルミ車
ク9300–サ9310–モ9200–モ9200  Tc-T-M-Mc Mは奇数 Mcは偶数
9202F 9301-9311-9201-9202  02.04.06Fが在籍。
参考;私鉄車両編成表07年版 撮影2008.2(9302F 伊賀神戸)

-鉄道車両写真集-  
近畿日本鉄道 界磁チョッパ車 1400系 2050系 1200系 8810系 /9000系   へJUNP

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