近畿日本鉄道 奈良線系統 8000系改(界磁位相制御車)

近畿日本鉄道 奈良線系統 8000系改(界磁位相制御車)

 8000系は1964年に奈良線用の大型車としてデビューしました。
900系をベースに作られた1500V昇圧対応車です。
1980年までに総勢208両を数えるに至る奈良線の主力車両でした。(4連×11=44 3連×6=18)
1981年から後期車の一部に対し界磁位相制御(回生ブレーキ付き)への転換工事を施工しています。
4連については、Mcを電装解除しTcに、Tに制御機器を搭載、Mへ転用の上、Mとペアで1C8M化を行うという大規模なものです。
2012年現在、界磁位相制御改造車も廃車が進み4連は6本、3連は2本を残すのみです。

8000系改 4連 8590F① ク8500形 8590 奈良線系統用

8000系改 4連 8590F② モ8210形 8230 奈良線系統用

8000系改 4連 8590F③ モ8000形 8090 奈良線系統用

8000系改 4連 8590F④ ク8710形 8790 奈良線系統用

近畿日本鉄道 8000系界磁位相制御改造車4連 奈良線系用 編成表
←難波、京都④       奈良①→
ク8710-モ8000-モ8210-ク8500  Tc-M-M-Tc
8590F :8790-8090-8230-8590
(4連は72.73.80-89F ex85.87の11本が在籍した)
参考;私鉄車両編成表07年版 撮影2009.7 撮影場所:大和西大寺

-鉄道車両写真集-  
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