1480系は、オールM方式であった1470系をベースに出力をUP(75→125kw)。
2M1Tでも勾配区間のある河内国分以東へ直通できるようにしたものです。
1961~66年にM+Mcの2連ユニット×9編成=18両が製造されました。
1470形と同様、上本町側は奇数、国分側は偶数の車番が割り当てられています。
これにTc(ク1580形またはク1590形)を連結するのが基本です。
1982年から冷房化及び車体更新工事を行い3連固定となりました。
クリームとマルーンの現塗装に変更されたのは1986年からです。
1988年には余剰となったク1590をT車化、サ1550形として2430系に組み込んでいます。
晩年は名古屋線、山田線でも運用しました。
また1480系のうちモ1482-モ1481-ク1591の3両は1989年に鮮魚列車専用車に改造されています。
1999年、一般営業用の1480系は全車廃車。
2001年11月には鮮魚列車用1481系も運用離脱。2002年に系列消滅しています。
目次
1480系 1482F① モ1480形(偶数車) 1482 マルーン色
1480系 ク1580形 1586 マルーン色
近畿日本鉄道 1480系 2連 大阪線用 編成表
←上本町③ ①→
(ク1590形etc)+モ1481(奇数)モ1482(偶数) (Tc)-M-Mc
1482~86F、95~98F
参考;私鉄車両編成表83年版
1480系冷房改造車 1498F① モ1480形(偶数車) 1498 マルーン色
1480系冷房改造車 1498F② モ1480形(奇数車) 1497 マルーン色
1480系冷房改造車 1498F③ ク1580形 1587 マルーン色
撮影場所:鶴橋
1480系 1484F① モ1480形(偶数車) 1484 新塗装
撮影場所:鶴橋
1480系 冷房改造車 1494F① モ1480形(偶数車) 1494 新塗装
撮影場所:鶴橋
1480系冷房改造車 1486F モ1480形(偶数車) 1486 新塗装
撮影場所:今里
1480系 冷房改造車 サ1550形 1555 新塗装
撮影場所:鶴橋
1988年には余剰となったク1590をT車化、サ1550形として2430系に組み込んでいます。
-鉄道車両写真集- |
近畿日本鉄道 1470系(モ1470形 ク1590形) 1480系(モ1480形 ク1580形 サ1550形) へJUNP |
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