山陽電気鉄道まとめ 路線、歴史、車両

山陽電気鉄道まとめ 路線、歴史、車両

Ⅰざっと路線:1435mm  1500V
本線 : 西代 – 山陽姫路 54.7 km  複線
網干線 : 飾磨 – 山陽網干 8.5 km   単線

Ⅱざっと歴史
1910年兵庫電気軌道が兵庫-明石間 全通
1923年神戸姫路電気鉄道明石-姫路間 開業
1927年宇治川電気が両社を合併、28年直通運転開始
1933年山陽電気鉄道に社名変更
1941年網干線全通。
1968年神戸高速鉄道に乗り入れ 併用軌道区間廃止(兵庫-西代)
1998年直通特急による全線乗り入れ開始

明石を境に西は神戸姫路電気鉄道、東は兵庫電気軌道が各々別に開業しています。
1500Vの鉄道線である旧神姫が、600Vのトロリーラインである旧兵軌区間に、乗り入れてくるカタチで運行されていました。
当時、直通車両は複電圧車であり、サイズも兵庫電気軌道に合わせ、小振りのものでした。
戦後、車両不足をしのぐために全線1500vに昇圧、国鉄の63系電車を導入しました。
この時、小型車はその多くが大型の車体に更新され、昇圧工事を施されました。
今の山陽電気鉄道があるのは大型車である63系電車を導入したからと申せましょう。
1968年に神戸高速鉄道が開通し直通運転が始まり、山陽は阪神大石、阪急六甲まで、阪神、阪急は特急を須磨浦公園まで乗り入れました。

Ⅲざっと車両:
在籍数:1978年210両→2018年211両 ほぼ川崎車輛→川崎重工製
代表的な車両
3000系(1964年~) 19m級普通鋼製(アルミ、ステンレス製もあり) 72両 3~4連(2M2T)
ロングシート  抵抗制御  125kw×4  HSCブレーキ

5030系(1997年~) 19m級アルミ製 20両 6連(3M 3T)
転換クロスシート  VVVFインバータ制御(IGBT)  170kw×4  HRDA-1ブレーキ

*ざっくりと把握していただくためのデータです。例外はあるとお考えください。
参考 ①鉄道ピクトリアルの 特集 山陽電気鉄道
②私鉄車両編成表 1978年、2018年版
③ウィキペディア

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