3000系1次車（00F :64年12月、02F：65年1月製）は アルミニウム合金製車体でデビューしました。
しかし68年の神戸高速鉄道東西線乗り入れにあたり大量の車両を高価なアルミ車体で調達することはできず、2次車以降は普通鋼製車体で量産されることになりました。
改造が難しいアルミ製車体ゆえに長らく冷房化されず、冷房化されたのは90年です。
アルミカーが復活したのは81年、新製時から冷房車である3050系の66F からです。
66Fは試作アルミカーとされ普通鋼製車体と同じ塗装なので外見上区別は困難です。
68F以降は再び無塗装の車体で登場しています。3000系1次車と同じように見えますが較べてみると違いに気付かれるでしょう。
02Fは2016年に、00F も2017年に引退しましたが、T車（68年製）は3050系アルミカーに組み込まれています。
3100系アルミカーは別タイトルでUPしています。
山陽電気鉄道 3000系アルミカー 00F① クモハ3000形 ３０００ オリジナル
撮影場所：須磨浦公園－塩屋
3000（ⅠAL）系 形式 クモハ3000 Mc 2両 車番 3000.2
製造初年 1964 川崎車両 アルミ製
19000 2800 3950 32.0ｔ 140名 53席
台車 OK-25B モーター MB3020-S 125*4kw×個
駆動方式 WN ギア比 5.47 制御装置 － ブレーキ HSC-D
データ 1976.8 RP-327
山陽電気鉄道 3000系アルミカー 00F③ クハ3600形 ３６００ オリジナル
撮影場所：須磨浦公園－塩屋
3000（ⅠAL）系 形式 クハ3600 Tｃ 2両 車番 3600.1
製造初年 1964 川崎車両 アルミ製
19000 2800 3950 21.0ｔ 140名 53席
台車 OK-21D モータ ブレーキ HSC データ 1976.8 RP-327
山陽電気鉄道 3000系アルミカー 02F① クモハ3000形 ３００２ 冷房改造車
撮影場所：須磨浦公園
山陽電気鉄道 3000系アルミカー3連 モハ3000形 ３００１ 冷房改造車
撮影場所：月見山
3001（ⅠAL）系 形式 モハ3000 M 2両 3001.3
製造初年 1964 川崎車両 アルミ製 89-90年にかけて冷改
19000 2780 4120 32.8ｔ 160名
台車 KW-1A モーター MB3020-S 125*4kw*4 WN駆動 ギア比 5.47
制御装置 KMC-201 冷房装置 CU71S 36000×1 ブレーキ HSC-D
データ 2001.9 RP-711
山陽電気鉄道 3050系アルミカー 74F① クモハ3050形 ３０７４
山陽電気鉄道 3050系アルミカー 74F② モハ3050形 ３０７５
山陽電気鉄道 3050系アルミカー 74F③ サハ3530形 ３５４２
山陽電気鉄道 3050系アルミカー 74F④ クハ3630形 ３６４２
山陽電気鉄道 3050系アルミカー 4連 編成表
←西代① ④山陽姫路→
形式 ｸﾓﾊ3050-ﾓﾊ3050-ｻﾊ3530-ｸﾊ3630 Mc-M-T-Tc
(3066～3074F ④×3)
参考：私鉄車両編成表 2018 64F 撮影:2019.3．月見山
山陽電気鉄道 3050系アルミカー4連 78F③ サハ3500形 ３５０１
3050系78F には３５０１が編成されています。
これはもと3002FのT車として編成されていたものです。
車体裾の白い部分には赤いラインが引かれていました
山陽電気鉄道 3050系試作アルミカー 66F① クモハ3050形 ３０６６
山陽電気鉄道 3050系試作アルミカー 66F② モハ3050形 ３０６７
山陽電気鉄道 3050系試作アルミカー 66F③ サハ3530形 ３５３８
3538は1984年に追加されたアルミ製 T車 です。
山陽電気鉄道 3050系試作アルミカー 66F④ クハ3630形 ３６３８
3638は3066Fアルミ試作編成のTc 車です。
3100系アルミ編成のホワイトエンジェル（3619）と同じ普通鋼製ですが、さすがに白塗装はしていません。
山陽電気鉄道 3050系アルミカー 4連 編成表
←西代① ④山陽姫路→
形式 ｸﾓﾊ3050-ﾓﾊ3050-ｻﾊ3530-ｸﾊ3630 Mc-M-T-Tc
(3066～3074F ④×3)
参考：私鉄車両編成表 2018 64F 撮影:2019.3．月見山
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