神戸電鉄 1000系 デ1000形 デ1050形 デ1070形

神戸電鉄 1000系 デ1000形 デ1050形 デ1070形

 1000系列は300系に次ぐ神鉄の新性能車で両開きドアを持つ鋼製車という括りになります。
とはいえその中身は、1M車あり、MMユニット車あり、また2D車あり、3D車あり、そして冷房車あり、冷房改造車ありと変化に富んでいます。
神戸電気鉄道は1988年4月 神戸電鉄に社名を変更しています。これを機に塗装が改められました。
すなわち神戸電鉄に移行した姿である新塗装の1000系をUPしています。
1000系列の製造時期は1965~91年までの長きにわたります。
そのうちここでは、76年までに製造されたMMユニット車の1000形と1Mタイプの増結車、1050形(片運)1070形(両運)をUPしています。
T車を含まない2両・1両ユニット車ですのでモータは MB-3054-B(三菱製 75kW×4)を装備します。
なお神鉄自体、6000系を登場させるまで「系」を用いていません。
1000系とか言ってますが、これはあくまでマニアの分類です。1000番台といっても差し支えないでしょう。

神戸電鉄 1000系 1000形 1009

デ1000形は310形を基本に両開き扉としたMM’ユニットの高性能車。
1965~68年に2連×5=10両(Mc1 – Mc2:1001-1002 ~ 1009-1010)が川崎車輛で製造されました。
制御装置:ABFM-108-15MDRH 主電動機:MB-3054-B(75kw)
ブレーキ:HSC-D (回生ブレーキ失効時は発電ブレーキに切り替え)
1995年に全廃。

神戸電鉄 1000系 07F① 1000形 1007

神戸電鉄 1000系 07F② 1000形 1008

 

神戸電鉄 1000系 1050形 1052

デ1050形は増結用の1M  2扉車です。
1968~74年に11両(1051~1064 59、61、63欠)が川崎車輛→川崎重工業で製造されました。
制御装置:ABF-104-15MDH 主電動機:MB-3054-B(75kw)
ブレーキ:HSC-D (回生ブレーキはなし)
2010年に全廃。

神戸電鉄 1000系 1050形 1055

1986年 粟生線5連化に伴い、デ1050形の2両ユニット化が実施されました
1051~57の奇数車はパンタグラフを撤去しています。

神戸電鉄 1000系 1070形 1074

デ1070形は増結用の1M  3扉車です。
1974~76年に6両(1071~1076)が川崎重工業で製造されました。
制御装置:ABF-104-15MDHB 主電動機:MB-3054-B(75kw)
ブレーキ:HSC-D (回生ブレーキはなし)

神戸電鉄 1000系 1070形 1073

1986年 粟生線5連化に伴い、デ1070形も2両ユニット化が実施されました
1060・1062・1064の有馬寄りに1071~73を連結。

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