近畿日本鉄道 12000系/ 12200系 特急車 スナックカー

近畿日本鉄道 12000系/ 12200系 特急車 スナックカー

 12000系は1967年に登場しました。
Mc車の運転台後部にスナックコーナーを設置したことからスナックカーとよばれます。
当初、ビュッフェ営業を行ないましたが、1983年から車内販売準備室に改造しています。
貫通形ではありますが、幌にカバーを取り付けるとともに前照灯を埋め込み式とするなど貫通形を意識させない先頭デザインとしました。このコンセプトは現在にまで引き継がれています。
Mc-Tcの2両編成で、01~10Fの20両が在籍しました。2000年を最後に全車廃車となりました。

 12200系は1969~77年に登場しました。
12000系スナックカーの発展型で新スナックカーとも呼ばれますが、21Fからはスナックコーナーは設置されていません。
2両編成を基本とし、制御器はABFM-254-15MDHA 電動カム軸式抵抗制御器、主電動機はMB-3127-A(180kw)と12000系と変わりません。
ただ120km/h運転に対応するため台車はKD71系に変更されブレーキシステムも強化されています。
需要増によって中間車が増備され、4両固定編成や6両固定編成が組成されました。
近鉄特急車の中では最多の166両を数えました。
1985~91年にA更新が行われ、スナックコーナーの撤去やデッキの設置がなされています。
1998~08年には、後期車にB更新も行われました。
また12200系にはこれを種車とした新系列車も登場しています。これらは別タイトルでUPしています。

-鉄道車両写真集
10400系旧エースカー 11400系 エースカー  12000系 12200系 スナックカー  12200系リニューアル車 15200系「あおぞらⅡ」 へJUNP

近鉄 12200系 2連 モ12200形 スナックカー(スナックコーナー付き)

撮影場所:鶴橋

近鉄 12000系 02F② モ12000形 モ12002  スナックカー

撮影場所:米野
本来、12000系は1丁パンタでしたが、後年改造により2丁になっています。
12200系とは位置が少し前寄りになっています。

近鉄 12200系 48F④ モ12200形 モ12248  スナックカー

撮影場所:米野
48Fは当初からスナックコーナーがなかったグループです。

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