京阪電気鉄道 3000系(旧）特急専用車

　京阪電気鉄道3000系(旧)は、オールクロスシートかつ冷房を装備する2ドア特急形車両です。
1971～73年に製造された当時は特急料金をとらないのが不思議なくらいでした。
京都よりのTc車にはTVを設置、「テレビカー」と呼ばれ一世を風靡しました。
また、空気圧による自動座席転換装置も注目の装備でした。
600V車でしたが昇圧準備がなされており、1983年末には1500V車に改造されています。

京阪 3000系(旧)　3505F①　3500形 Tc1　３５０５　テレビカー

編成表3000系7両編成　3505F
←出町柳①　　　　　　　　　　　　　　　　→淀屋橋⑦
3505(Tc1) – 3105(M1) – 3005(Mc2) ＋ 3506(T1) – 3606(T) – 3106(M1) – 3006(Mc2)
参考　私鉄車両編成表’93年版　撮影場所：鳥羽街道　

3連または4連で構成され、かつては早朝深夜に3連の運用がありました。
電気連結器付きの画像ですが、その時分の名残です。

8000系のデビューにより廃車が始まりましたが、3505Fのみリニューアル工事が施されダブルデッカー車まで登場、面目を一新しました。3505Fについては2008年6月、8000系30番台(8531Ｆ)へ編入→改番されています。

京阪_3000系(旧）リニューアル車　3505F①　3500形 Tc1　３５０５

編成表3000系リニューアル車　3505F
←出町柳①　　　　　　　　　　　　　　　　→大阪淀屋橋⑧
3505(Tc1) – 3105(M1) – 3205(M2) – 3805(TD) – 3755(T1) – 3655(T2) – 3155(M3) – 3055(Mc2
3755(T1⑤）はテレビカー
参考　私鉄車両編成表’07年版　撮影　2008.06.11　撮影場所：丹波橋