5300系は地下鉄堺筋線乗り入れ対応の京都線用冷房車両です。
1972~84年に105両が製造されました。
抵抗制御ですが、阪急初の電気指令式ブレーキ(発電ブレーキ併用)のHRD-1を搭載しました。
1974年製までは8,000kcal/h×4基/両、
1975年製の5313Fからは10,500kcal×3基/両の冷房装置を搭載します。
ただしその後の編成組み替えで混在していることが多いです。車両写真集でご確認ください。
ただ5300系は8303形とか9000-1形などという形式変更はありません。
2002~03年に5300F・5302Fがリニューアルされました。
内装は大きく変更されていますが、見た目の変化は少なく足回りは従来通りです。
識別ポイントは客用扉の窓が大きさとクーラーキセが鉄製からFRP製に変更されていることです。
冷房装置もRPU-4017からRPU-4018に交換されています。
5315Fはリニューアル車の括りには入りませんが参考までに。2021年10月撮影です。
オリジナル車は別タイトルでUPしています。
阪急京都線 5300系リニューアル車 7連_5302F① 5302 Mc
クーラー×4の前期型です。
阪急京都線 5300系7連 編成表02F
←梅田① ⑦河原町→
5302-5852-5864-5402 5303-5863-5403
Mc T T M’c Mc T M’c
撮影:十三 2005年7月
阪急京都線 5300系 7連_5315F① 5315 Mc
クーラー×3の後期型です。
阪急京都線 5300系7連 編成表15F
←梅田① ⑦河原町→
5315-5806-5875-5876-5865-5906-5416
Mc- M’-T-T-T-M-M’c
実写データ 撮影:桂 2021年10 月
-鉄道車両写真集- |
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