阿武隈急行 8100形 A417形

阿武隈急行   8100形   A417形

福島 – 槻木(54.9km)を運営する阿武隈急行は、国鉄丸森線(槻木 – 丸森 (17.4km)間 1968年開業)を引き継いだ第三セクターの鉄道会社です。
1986年に非電化でスタートしました。1988年に福島 – 丸森 (37.5km) を延伸開業。
あわせて福島(矢野目信号場) – 槻木を電化(交流50Hz・20kV)しました。
思えば自力で継承路線を交流電化した3セク会社は阿武隈急行のみです。
現在は宮城・福島両県および沿線自治体で過半数の株式を保有していますが、当初は、福島交通が株式の51%を保有していました。
阿武隈急行線の全線電化開業にあわせてデビューした8100系(2連×9=18両)は E721系がベースとなるAB900系(2019年にデビュー)に置き換えられつつあります。

阿武隈急行 8100系 2連 8115F

撮影場所:角田

1988年、阿武隈急行線の全線電化開業にあわせてデビューしました。
近郊型交流電車である国鉄713系を基本とするセミクロスシートの2扉車で、すべて2連で9編成18両が製造されました。(日車製)
福島側はM車のAM8100形、槻木側がT車のAT8100形となる固定編成です。ワンマン運転を考慮し、前位側の客用扉を運転台直後へ寄せて片開きとしていることが特徴です。
番号は8101-8102 ~ 8117-8118の連番となるため、奇数車はAM8100形、偶数車はAT8100形となります。

阿武隈急行 A417系 3連

撮影場所:福島

A417系は阿武隈急行が2007年にJR東日本から購入した417系3連です。
国鉄417系は1978年デビューの交直流近郊形電車でした。全車日立製作所製です。
1987年のJR化時には、全車JR東日本に承継されました。
デッキなしの片側2扉(両開き)の車体はキハ47形に類似しています。
仙台車両センター所属のK-1編成に対し改造工事を施工しました(郡山総合車両センター)。
ラッシュ時にも強いこの車体を活かすべく改造は、8100系に準じた塗装へ変更程度です。なお編成の方向転換も行われました。
2008年10月に営業運転を開始。現在は富野 – 福島間の平日朝夕限定運用でしたが、2016年3月定期運用を外れ、同年姿を消しました。

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 阿武隈急行 8100系 A417系  へJUMP

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