1020形は、名鉄3700系HL車(モ3700+ク2700 1957~59年日車製)を1968~74年にかけて導入したものです。
名鉄3700系は木造車体であった旧型HL車の車体更新車です。よって足周りは年代物となります。
当初は出力不足を補うべくMM編成でしたが、1958年以降はク2700を投入MT編成が基本となりました。
琴電入線に当り、台車を1435mmに改軌、ブレーキをAMMから電磁SMEに変更しました。
以後、台車・主電動機などを廃車発生品と交換、出力強化ならびに部品の統一を図っています。
1985年に1029 – 1030が、1986年に1031 – 1032がカルダン駆動化されました。
(台車:FS-530/FS-030、主電動機:MB-3239A(出力110kw) ×4)
1989年以降、廃車が進み、2004年11月 形式消滅しました。
高松琴平電鉄 1020形 27F ① 1027
撮影場所:瓦町
形式 1020 製造 S33 日本車両 16 両導入 S43-49
車番 1027:もと名鉄モ3705
17830 2840 4183 31 t 130 名 60 席
台車 2HE モーター 93.3 kw× 4 ツリカケ 制御装置 HL 制動装置 SME
参考文献:rp509 S64.1
高松琴平電鉄 1020形 27F ② 1028
撮影場所:瓦町
形式 1020 製造 S33 日本車両 16 両導入 S43-49
車番 1028:もと名鉄ク2705
17830 2840 3790 21 t 130 名 60 席
台車 2HE モーターなし 制動装置 SME
参考文献:rp509 S64.1
高松琴平電鉄 1020形 31F 改 ① 1031
撮影場所:瓦町
形式 1020 製造 S34 日本車両 16 両導入 S43-49
車番 1031:もと名鉄モ3713 高性能化
17830 2840 4183 31 t 130 名 60 席
台車 2HE→FS530 モーター 110 kw× 4 カルダン 制御装置 HL 制動装置 SME
参考文献:rp509 S64.1
高松琴平電鉄 1020形 31F 改 ② 1032
撮影場所:瓦町
形式 1020 製造 S34 日本車両 16 両導入 S43-49
車番 1032:もと名鉄ク2713 高運転台 高性能化
17830 2840 3790 21 t 130 名 60 席
台車 2HE→FS030 モーターなし 制動装置 SME
参考文献:rp509 S64.1
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