10系は20m級のアルミ合金車体をもつサイリスタチョッパ制御(三菱製:1C8M)車です。1981年にデビューしました。
1988年6月の竹田延伸(近鉄乗り入れ)時から増備された10F以降の車体は日立製となりました。
アルミ大型押出型材を使用した工法で製造され丸みを帯びているマスクが特徴です。
これら後期形の制御装置をVVVFインバータ制御に交換したのが10A系です。
モジュールはSi-IGBTですが、SiCダイオードを併用することで損失の低減を図っています。
主電動機も密閉型のMB-5156-Aに変更、130から140 kWにパワーアップしました。
2015~18年にかけ 11,13,15,16,17,19Fに対し施工されています。
京都市営地下鉄 10A系16F
撮影場所:竹田
京都市営地下鉄(京都市交通局)烏丸線 10A系6連 編成表
←竹田① 国際会館⑥→
1100-1200-1300-1600-1700-1800 (M2c-M1-T1-T2-M1′-M2c’)
10F~20F 下二桁をあわせている。
参考:私鉄車両編成表09年版 撮影:2019.5 竹田
京都市営地下鉄 10A系16F② 1216 M1
撮影場所:竹田
M1に制御器(Si-IGBT、SiCダイオードを併用)
京都市営地下鉄10系後期形14F② 1214 M1
撮影場所:竹田
M1に制御器(電機子チョッパ)
-鉄道車両写真集- |
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