JR東日本  E1系 MAX

1994年7月に登場した日本初のオール2階建て新幹線電車です。
新幹線通勤の混雑緩和と繁忙期シーズンの着席サービスの向上が図られました。
自由席の2階席は3人+3人掛けとなり12編成あたりの定員は1235名です。
200系12両編成と比べて4割アップとなっています。
車体は普通鋼製で、編成重量は692.3tです。おそらく最後の普通鋼製新幹線電車となるでしょうから、
これ以上重量級の新幹線は現れないと思われます。
JR東日本の新幹線電車では初めてVVVFインバータ(GTO)が採用され、MT比は6M6Tとなりました。
M車の比率が低いためモータ(MT-204)の出力は410kWに増強されました。
2003年2月から2006年にかけて内外装のリニューアル工事が施工されます。
こちらは別タイトルでUPしています。
E1系は2012年4月から廃車が始まり、2012年12月 系列消滅しました。

JR東日本 E1系新幹線 MAX M1編成

JR東日本 E1系 M1編成 12連 新潟新幹線車両センター(新ニシ)
←東京①                  新潟⑫→
E153_101-E155_101-E156_101-E158_101-E159_1-E155_1
-E156_1-E158_201-E148_1-E145_1-E146_1-E154_1
T1c-M1-M2-T1-T2-M1-M1-M2-Tpk-Tps-M1s-M2s-T2c M1~6(新ニシのみ)
参考:JR電車編成表2011年夏版 撮影1999.3.23:東京

M1編成① E153形100番台 E153-101

M1編成② E155形100番台 E155-101

M1編成③ E156形100番台 E156-101

M1編成④ E158形100番台 E158-101

M1編成⑤ E159形0番台 E159-1

M1編成⑥ E155形0番台 E155-1

M1編成⑦ E156形0番台 E156-1

M1編成⑧ E158形200番台 E158-201

M1編成⑨ E148形0番台 E148-1

M1編成⑩ E145形0番台 E145-1

M1編成⑪ E146形0番台 E146-1

M1編成⑫ E154形0番台 E154-1

撮影場所:東京

4両 (T+M1+M2+T) でユニットを構成します。
JR東日本の新幹線電車初めてのVVVF制御(GTO)です。
主電動機 (MT204) は連続定格出力410kWと強力。MT比が1:1でも、200系と同じ起動加速度1.6km/h/sを確保しています。
床下スペースがないので、走行機器は車端部に配置しています。パンタグラフ(PS201)は菱形。
設置部の屋根は一段低くなっているのですが 車体が車両限界一杯で作られているためパンタグラフカバーはありません。

JR東日本 E1系新幹線 MAX リニューアル車 M4編成

撮影場所:東京

2003~06年にリニューアルがなされました。
上越新幹線にちなみ「朱鷺色」と称される帯を配し、ロゴにも朱鷺のイラストが加えられました。
DS-ATCを取り付け、座席や内装は変更されましたが、走行機器関係はそのままです。

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