京浜急行電鉄 旧1000形 D.Eグループ(1964~68年)
1959~78年の19年間に356両(編入車を含む)製造された京急の主力車両旧1000形はA~Fの6グループで分けられます。
ここでは、1964~66年製のDグループと1968年製のEグループをご覧いただきます。
Dグループ 1131 – 1196、1201 – 1206:1976~82年冷改 →19 ~05年廃車
E グループ 1207 – 1242:1976~82年冷改 →19 ~05年廃車
例外はありますが、制御器、電動機、台車の組み合わせは
東急、東洋:ACDF-H875-703B /TDK-815A (75kw)ギア比5.5/TS-310系→TS-811
川崎、三菱:ABF-108-15-MDHC /MB-3058BC (75kw)ギア比4.63/OK-18系→TS-310 です。
冷房器(分散形:RPU2209A 東芝8500kcal×4)
参考文献:鉄道ピクトリアル 特集:京浜急行電鉄 #656 1998.7
京急 旧1000形 Dグループ 1190 川車、三菱製
Dグループは、1964~66年に6連×12本が登場しました。丸みを帯びた妻面は折妻となり、より経済性を重視した作りとなっています。
冷房改造はこのグループから始まりました。冷房器は分散形:RPU2209A(東芝製8500kcal×4)を搭載しました。
京急 旧1000形 Dグループ 1143 東急、東洋製
京浜急行電鉄 旧1000形Dグループ6両編成 編成表
←三崎口① 品川⑥→
1131- ~-1136 →1191- ~-1196 6連
43.73.79F =東急、東洋 31.37.61.67.85.91F =川車、三菱
Dグループ東急、東洋製のうち18両の台車がTS-311からTS-811に変更されています。
捻出されたTS-311 で、B.CグループのOK-18 系などを取り替えました。
京急 旧1000形 Dグループ 1206 東急、東洋製
1961年、1079-1080 (Cグループ)として2連で登場しました。
1965年製の 1174-1175-1176-1177 を挟み込んで6連化。1079-1080は 1201-、-1206に改番。
1968年、中間車を改番。1201-~-1206に整理改番。
京急 旧1000形 Eグループ 1218 東急、東洋製
Eグループは700系の後となる1968年5月に6連×6本が登場しました。
1968年6月から始まった都営地下鉄乗り入れに対応したグループです。
京急 旧1000形 Eグループ 1242 川車、三菱製
京浜急行電鉄 旧1000形Eグループ6両編成 編成表
←三崎口① 品川⑥→
1207- ~-1212 →1237- ~-1242 E グループはすべて6連
07.13.19F =東急、東洋 25.31.37F =川車、三菱
(M1c-M2-M1-M2-M1-M2c) 形式はすべてデハ1000形
-鉄道車両写真集- |
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