100形は2002年にデビューしました。「ハートラム」の愛称をもつ土電初の超低床車両です。100形としては3代目になります。
1編成しかないのは自治体からの補助金を受け試験的に導入したからです。
アルナ車両(アルナ工機は2002年にアルナ車両となっています)のリトルダンサーシリーズLタイプになります。3車体連接車で A,C,B の順に記号が振られています。なお はりまや橋で十字方向に運行できるため方向は一定しません。
全長は17.5m。定員は71名(28席)です。台車は住金製の FS99(A車)・SS02(C車)・FS98(B車)で中間車に付随台車を設置しています。制御装置(IGBT-VVVFインバータ)は屋上に装備しています。モータはTDK-6251-Aで A車に2個、B車に1個の計3個(60kW×3)搭載します。ブレーキは回生・発電併用電気機械式ブレーキです。
リトルダンサーシリーズの特色は車軸を通した台車を採用しながら低床車としていることです。
そのため運転台部分は高床となります。問題は客室となる中間車です。C車は付随台車で車輪径は動台車より50mm小さい610mm。このことでC車の床面高さを480mmとしました。
A.B車の客室とは130mmの差がありますがこれを緩やかなスロープで繋ぎます。
100形は3車体連接車ですから Aは「Articulated”(関節の意)」で3車体=A3といいたいところですがA3タイプは鹿児島市電の1000形となります。
鹿児島市電の7000形(2007年~)はA5タイプですが むしろ100形の成果を活かしたものとなっています。
ちなみにLタイプは福井鉄道F2000形(2023年~)熊本市電2400形(2024年~)に引き継がれています。しかし構造は100形とはかなり違います。「new-L」と呼ばれるのは納得です。
土佐電気鉄道 100形 101編成 2003年3月撮影
形式 100 101 A-C-B ハートラム 2002年 アルナ工機製
17.500: 2.300: 3.995 26.0 t 71 名 28 席
制御装置:IGBT-VVVF(1C3M) 冷房装置:RPU4413S(21000×2)
台車:FS-99+SS-02+FS-98 住友 集電装置:シングルアーム モータ:60.0kw×3(1+0+2)
HRDA-1 電気指令式空気ブレーキ 回生付き
参考文献 rp852 2011.8 /rp723 2002.10
101編成 101A

101編成 101C

101編成 101B

撮影:はりまや橋
とさでん交通 100形 101編成 2025年3月撮影

撮影:高知城前
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