1600形は1937~38年に製造された600形をワンマン化改番した車両です。昭和初期の車体ですが流線型ボディが流行っていた時代なので古びた感じはしません。このスタイルが以後の京都市電に引き継がれます。
10m級の小型車で50馬力の標準型電動機SS-50(芝浦:SE-133B、日立:HS-302A、東洋電機:TDK-521-A、神鋼電機:TB-28A)を2基搭載しました。
制御器は直接制御のKR-8です。台車はブリル77E を国産化したKS-40L住金、および日車、汽車、田中車両の同等品です。定番の国産機器で足回りを固めていると言っていいでしょう。
集電装置は当初トロリーポールでしたが1955年にビューゲルに換装しています。
車体の割にパワーがあるので戦後の混乱期には電装解除した広軌1形を連結して親子電車として運行したこともありました。
1955年より車体更新工事がなされ 1966年からはワンマン化、改番されました。
600形はワンマン化されて1600形になったわけですが単純に+1000というわけではないのでご注意を。
1976年の丸太町・白川・今出川線の廃止時に1600形は形式消滅しました。
京都市交通局(京都市電) 600形更新 ワンマンカー
形式 1600 :1605.9~12 14~22 25~28 30~32 36~40 42~50 53~56.58.65.67
車体は1955~62年に更新。 1966~68年にワンマン化、改番
10.700: 2.390: 3.800 13.5 t 84 名 34席
台車 KS-40L(ブリル77E タイプ): 住金ほか モーター SS-50: 三菱 37.3kw ×2
制御装置 KR-8:三菱 ブレーキ SM-3 参考文献:路面電車ガイドブック(1976年 誠文堂新光社 刊)
種車の製造年、製造会社
- 601~ 620:1937年 日本車輌製
- 621 ~645:1938年 日本車輌製
- 646 ~675:1938年 汽車製造製
- 676 ~685:1941年 日本車輌製
-
1605 もと607 昭和42年:ワンマン化により改番 保存車

台車:KS-40L 住金
1617 もと608 昭和42年:ワンマン化により改番

台車:KS-40L 住金
1637 もと642 昭和43年:ワンマン化により改番

台車:KS-40L 日車
参考:KR-8 直接制御器

参考:2600形 2602 もと639 連結運転が可能です。

参考:京都市電保存車 広軌1形 29

撮影場所:梅小路公園
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