土佐電気鉄道(とさでん交通)198形 198 「オスロ市電」1991年~ 世界の路面電車計画

土佐電気鉄道(とさでん交通)198形 198 「オスロ市電」1991年~ 世界の路面電車計画

オスロの路面電車は1875年に運行を開始した馬車鉄道がルーツとなります。
ノルウェイの首都オスロは当時クリスチャニアと呼ばれており、1894年以降 クリスチャニア電気軌道によって電車が導入され路面電車に転換されていきました。
クリスチャニア市営軌道が由来となるクリスチャニア軌道との2社が路面電車事業を展開する時期もありましたが1924年に市が経営を統合、1925年に市はオスロと名称を改め、オスロ市交通公社が事業を拡大していきました。そんな オスロ市交通公社が輸送力増強を期して投入したのがB形です。
ストレンメン社との共同開発によるオスロ市電初のボギー車です。1937~39年までに184~203の20両が導入されました。
車体が流線型であることから「金魚(Gullfisk)」の愛称があります。 日本でもこの当時 流線型ボディが流行っていましたね。
シュトゥットガルトと同様に起終点にあるループ線で方向転換を行っていましたから運転台と扉は片側のみにしかありません。

さて1989年に開業85周年を迎えることになった土佐電気鉄道はその記念事業として世界の路面電車を自社線で走らせることにしました。
その第3弾となるのがオスロ市電で事業用車両として残されていた198号です
ただし土佐電気鉄道にはループ線などありませんので そのままでは使えません。そこで流線型側になる車体後部に運転台を増設、扉も両側に設置しました。
軌間も変更(1435mm→1067mm)しています。日本製の台車に取り替えたようには見えません。車幅も200mm減らしているようですからこれもどんな風にやったのか。興味は尽きないところです。
現在は営業運転に使用されてはいません。イベント・貸切専用車両として在籍しています。

198形 198 もとオスロ市電 1992年12月撮影

198形 198:元オスロ市電(B形 198)
1939年ストレンメン社製  1990年から営業運転。
15.900:2.300:3.940   15.58 t  定員 65 名 30 席
台車:オスロ市電形  集電装置 菱形パンタ  出力 37.0kw×4
ブレーキ SM-3 参考文献 rp688 2000.4

撮影場所:桟橋車庫

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