「維新号」は1984年に開業80周年記念事業として製作されました。開業翌年の1905(明治38)年に日車で製造された旧7形を復元したレプリカです。
台車・機器などは旧300形321号の部品を流用しています。旧300形は1954年に7形(初代)の車体を鋼体化車体に載せ替えた車両です。
321号は7形22号機が種車ですが維新号の車番は7という形式から引き継ぎました。
車体は大阪車輌工業で 内装工事などを自社工場で行いました。自社工場は文献によって東雲町工場とも知寄町工場とも記されていますが いずれも間違いではありません。
知寄町にはかつて土佐電気鉄道本社のほか 車庫、東雲町車両工場など設置されていたのです。なおこれらの施設は1987年に桟橋地区へ移転しています。
維新号は 当初、毎週土曜日や毎月15日など定期的に運行されましたが、現在はイベントや貸し切りで運用されています。
土佐電気鉄道 7形 7号 (維新号)
土佐電気鉄道 7形 7号 (維新号)
8.410: 2.220: 3.780 8.6 t 37 名 28 席
台車:Brill21E Brill 集電装置:ビューゲル 出力 38.2kw×2
直接制御 ブレーキ SM-3 参考文献 rp688 2000.4

撮影 1992年12月:桟橋車庫
参考:300形 321 廃車体 撮影:1992年12月

*手前にKL-11B台車(もと西鉄北方線330形の付随台車)とおぼしきものが写っています。
「私鉄の車両9 西日本鉄道」によれば「従台車のみ5両分が土佐電気鉄道に引き取られた」とあります。このうち4つを動台車に改造し1000形に搭載しました。
またもとリスボン市電の910形も電装化したKL-11Bを履いています。その残りと思われます。
撮影:伊野 電留線
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