200形は21両製造されました。1次車(201 ~205)は1950年製、2次車は(206~210)1952年製、3次車(211~214)は1954年製、4次車は(215~221)は1955年製です。
ここでは2次車と3次車をUPしています。
2次車は1952年、3次車は1954年、ともに 日立で製造された直接制御車です。全車確認したわけではありませんが制御器は日立製のDRBC-447を搭載しているようです。
モータは SS-50(38.2kw)× 2です。台車も日立製のKWD-12A(2次車)、KL-21(3次車)を履きます。
2次車はZパンタですが 3次車は菱形パンタとなります。この二つが2次車と3次車を区別する識別ポイントです。
さて土佐電気鉄道は1949年に鉄道線である安芸線を全線電化しています。その5年後の1954年には軌道線からの直通列車をスタートさせ翌1955年にはその区間を安芸にまで延長しました。
このとき起用されたのが 200形です。ただし安芸線は単線ですので列車本数が限られます。200形の単行運転では輸送力が不足します。そこで連結運転をさせるために200形に間接制御車を登場させました。対象となったのは211、212と219~221です。菱形パンタ搭載車が大半を占めますが例外もあります。
1957年から登場した600形にも間接制御車が導入され直通運転に使用されました。(直通制御車もあります)600形間接制御車は50kwモータでもあり こちらの方が重用されたようです。
しかし安芸線自体の経営状況は思わしくなく1974年に安芸線は廃止。200形間接制御車は他車と性能を合わせるため直接制御に変更、連結器も外されてしまいました。
結果200形の間接制御車は存在しなくなりました。
1970年以降ワンマン化されています。
どういうわけか200形冷房車は1次車のそれも201.202のみでしたが 2017年に2次車の210が試験的に家庭用エアコンを搭載しています。
今も使用されているのでしょうか。残念ながら撮影できていません。
土佐電気鉄道 軌道線 200形2次車 日立製 KRD-12A台車
形式 200 206~10 1952年 日立製
11.600: 2.275: 3.750 15.3 t 80 名 32 席
台車 KRD-12A 日立 出力 38.2kw × 2
直接制御車 冷房装置なし 集電装置 Zパンタ ブレーキ SM-3
参考文献 rp688 2000.4
206 Zパンタ 1992年12月撮影

撮影場所:桟橋車庫
210 Zパンタ 1992年12月撮影

2007年に家庭用エアコンを搭載することになります。撮影場所:はりまや橋
土佐電気鉄道 軌道線 200形3次車 日立製 KL-21A台車
形式 200 211~214 1954年 日立製
11.600: 2.275: 3.590 14.6 t 80 名 32 席
台車 KL-21A 日立 出力 38.2kw × 2
211と212はもと間接制御車 (213.14は直接制御車)冷房装置なし
集電装置:菱形パンタ ブレーキ SM-3
参考文献 rp688 2000.4
212 菱形パンタ 1984年12月撮影

撮影場所:はりまや橋
213 菱形パンタ 1992年12月撮影

現在 旧塗装になっています。撮影場所:はりまや橋
とさでん交通 207 復元塗装 2025年3月撮影

2015年に旧塗装に 撮影場所:高知城前
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