5000形は1977~80年に導入された もと西日本鉄道福岡市内線の連接車1000形です。
オリジナルは1957年に川崎車両で製造された後期車ということで全金属製車体です。
古い車ですが間接自動制御の平行カルダン駆動車となっています。
5000番台が割り当てられたのは S50年代に熊本入りしたことによるそうです。
そのままでも在来車と重複することはありませんが、熊本市電ではワンマン化した際に1000番台にしています。(例 150→1050)
車掌さんが乗務する以上、そのままではまずいかな。なお
車両番号が連続していないのは福岡時代の車番に+4000したためです。
1010AB → 5010AB/1011AB → 5011AB/1014AB → 5014AB/1015AB → 5015AB
5000形 非冷房車時代 1977~79年
5011A

5011B

撮影1979.3? 1980年には全車 冷房改造されました。非冷房車の画像は稀少と思われます。
5000形 冷房改造車
冷房装置は架線電源(直流)駆動の富士電機製FAD2225-2形(冷房能力2万5000kcal/h)です。
他の12m級ボギー車と同じです。盛夏にはちょっとキツかったのではないでしょうか。
形式 5000 5011.14.15/AB 1957年 川崎車両製
旧西鉄福岡市内線1011.14.15/AB
18.400: 2.400: 3.940 22.39t 130 名
台車 OK-10C/D 川崎車両 モーター TDK-828A 東洋電機 38kw × 4 ES-58B
平行カルダン駆動 ブレーキ 空気.電気
参考文献 rp688 2000.3
5011 菱形パンタグラフ 特別色(赤)

撮影1993.2:新水前寺 5011は 1993年にZパンタに換装。
5014 Zパンタ 標準色 1984~

撮影1988.5 交通局車庫
5015 Zパンタ 特別色(緑)2001年~

撮影2001.4?:交通局車庫
5015 Zパンタ 標準色 1984~

撮影1990.8 交通局車庫
1999年に5010、2009年に5011、5015が廃車され5014も定期運用から外されました。
ところがなんと8年後の2017年に5014は再起することとなったのです。
西鉄筑紫車両基地で改造工事が行われ車体は西鉄時代のツートンカラーとなりました。
懐かしいイメージを保ちながらもしっかり手が入れられ電装品については主電動機・制御装置が更新され主抵抗器まで新造しています。
復帰後はラッシュ時をメインに臨時便や貸切列車としても運行されました。
しかし維持することが困難ということから2025年2月に運行を終了しています。
5000形 リニューアル車 5014 西鉄色

2017.3に車両更新。撮影2023.5:上熊本車両基地
| -路面電車研究-INDEX →鉄道車両写真集index |
| 熊本市交通局 路線まとめ 50形電動貨車 1050形 1060形 冷改 1080形 冷改 1090形 冷改 1200形 冷改 1350形 5000形 8200形 8500形 8800形 101 9200形 9700形 0800形 |
コメントを書く
コメントを投稿するにはログインしてください。