8500形(8501~04)は1985~86年にアルナ工機で製造されました。
8200形VVVFインバーター制御車に準じた車体ですが、こちらは1200形の台車・走行機器類を流用した直接制御のツリカケ駆動です。
よって台車の形状が識別ポイントです。また前扉が折戸から引戸に変更された点もあげられます。
8200形は試作車ともいえる存在です。高価であることに加えトラブルの可能性も高いのです。
一方、廃止まで取りざたされた熊本市電を存続させる意思を市民に伝えるためにも一定数の新車は必要だったのです。
これが8500形登場の背景にあります。
車内は8200形と同様、1人掛け転換クロスシートとロングシートを組み合わせたセミクロスシートとなっていました。
2021年にリニューアルされロングシート化されています。
1200形は1958~59年に東洋工機で製造された全金属製車で当初は200形と称していました。
1966年にワンマン化され1200形に改番されました。
台車は1201~04・10が近畿車輛製KD-201、1205~09は住友金属製FS-74です。
このうち1202と1206.08.09が8500形に流用されていますので台車は2通りあります。
なお1202・1208は日本初の冷房付き路面電車です。(1978年に冷房運転を開始)
記念すべき冷房機 FDA2225-1(富士電機製)を取付ていた1202.08は8500形に部品を提供し現存しません。
なお8500形から冷房装置はCU77形(三菱)に変更されています。
8500形 8501.02 1985年製 FS-74台車
形式 8500 8501.02 1985年 アルナ工機製
12.000: 2.360: 3.900 17.0t 72 名
旧1206.8の台車流用 FS-74 住友 モーター SS-50(東洋)38kw × 2
直接制御 DB1-K4(東洋) ブレーキ 空気.電気
参考文献 rp688 2000.
8501 標準色 2001年撮影

撮影2001.4:新水前寺?
8501 広告塗装 2001年撮影

撮影2001.4:通町筋?
8502 標準色 1990年撮影

撮影1990.8:健軍町?
8502 広告塗装 2013年撮影

撮影2013.8:慶徳校前
8500形 8503 1986年製 FS-74台車
形式 8500 8503 1986年 アルナ工機製
12.000: 2.360: 3.900 17.0t 72 名
旧1209の台車流用 FS-74 住友 モーター SS-50(東洋)38kw × 2
直接制御 DB1-K4(東洋) ブレーキ 空気.電気
参考文献 rp688 2000.参考文献 rp688 2000.
8503 標準色 1990年撮影

撮影1980.8:健軍町?
8503 広告塗装 2001年撮影

撮影2001.4:通町筋?
8500形 8504 1986年製 KD-201台車
形式 8500 8504 1986年 アルナ工機製
12.000: 2.360: 3.850 17.0t 72 名
旧1202の台車流用 KD-201(近車) モーター SS-50(東洋)38kw × 2
直接制御 DB1-K4(東洋) ブレーキ 空気.電気
参考文献 rp688 2000.参考文献 rp688 2000.
8504 標準色 1990年撮影

撮影1980.8:交通局車庫
8504 リニューアル車 広告塗装 2023年撮影

撮影 2023.5 西辛島町
| -路面電車研究-INDEX →鉄道車両写真集index |
| 熊本市交通局 路線まとめ 50形電動貨車 1050形 1060形 冷改 1080形 冷改 1090形 冷改 1200形 冷改 1350形 5000形 8200形 8500形 8800形 101 9200形 9700形 0800形 |
コメントを書く
コメントを投稿するにはログインしてください。