7300形は1983年に2両デビューしたアルナ工機製の更新車です。しかし種車の形式が違うのです。
7301は 2500形2502(もと呉市電700形703)の足回りを
7302は 2600形2601(もと呉市電600形608)の足回りを再利用しました。
種車が違うのだから別形式にしてもよさそうなものです。
しかし2601は呉市電700形701の台車に振り返られており制御器もモータも700形と同じ仕様です。
かつて600形と700形の違いといえば3扉か2扉かでした。
しかし呉時代から600形は2扉に改造されており、もはや区別する意味はなかったのです。
7300形② 7302 もと2600形(呉市電600形608)

撮影1998.3?:岡山駅前
岡軌7300形 7302 1983年 アルナ工機製
2500形(呉市600形608)の車体更新
12.200: 2.224: 3.240 16.5t 96名 34席 冷房あり
台車: H2127*台車は701から モーター: MB172NR 37.5kw×2 ツリカケ
制御装置 KR-8(三菱) 直通空気.電気ブレーキ
参考文献 rp688 2000.4
参考:2600形 2601 もと呉市電600形 608

撮影 小橋:1976.3
岡山電気軌道2600形は1949年に広瀬車輛で製造された呉市電600形です。
1959年に呉市電701の台車に振り替えたようです。
600形と700形の違いといえば3扉か2扉かでした。
しかし呉時代から600形は2扉に改造されており、もはや区別する意味はありません。
岡山には呉市電が廃止された翌年の1968年にやってきました。
譲渡に当たっては岡電オリジナルの石津式パンタグラフに交換
1970年にワンマン対応改造も行われました。冷房改造はされていません。
1983年に登場した7300形に機器と台車を譲って廃車されました。
岡軌2600 2601 1949年広瀬車輌製
もと呉市交通局600形に呉701の台車(S42導入)
11.280: 2.276: 3.374 15.4t 82名 32席 冷房なし
台車: H2127 (呉701の台車) モーター:38kw×2 ツリカケ駆動
制御装置:直接制御 ブレーキ 直通空気
参考文献 rp319 1976.4 路面電車ガイドブック1976.6
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7302 VIVRE 撮影 2002.1

撮影場所:東山
7000形更新車はこの後も毎年1両ずつ製造され 1984年製の7400形からは新造扱いになります。
もと名古屋市電の3800形は更新の対象にならず、もと東武日光線の3000形もしばらくこのまま使おうということになったのです。
ということで新造となるのですが、7400形以降も直接制御の旧性能車でモータも出力37.5kw(50ps)クラスのいわゆるSS-50流用品で性能的にも変わり映えはしません。
ただ台車は新造のNK-202となりました。
ここから想像できることは狭軌1067mmで手頃な中古車がなかったということです。
自社の手持ちで工面したのか他社から譲り受けたのかわかりませんでした。
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