山陽電気鉄道 2000系 アルミカー ステンレスカー

「川車の見本市」山陽電気鉄道 2000系 珍車ギャラリー#139

 鉄道車両には、番号が付いています。 製造順に、ただただ単純に割り振るということは、創業時ならいざ知らず、まずあり得ないことです。 もちろん鉄道会社によってまちまちですが、おおむねその用途、車体の形状、動力の有無そしてその性能などに応じて、番号を割り振ってゆくわけです。 そして、同一仕様のものは、同じ車両と見なされ”形式”が与えられます。 特に電車などの場合は、常に同じ編成で用いられることが、原則 […]

山陽電気鉄道 2000系

 2000系は、山陽初の新性能車です。56~63年に24両製造されました。 旧兵庫電気軌道由来の600V 区間は1949年には昇圧されていましたが、阪神本線、阪急神戸線が当時600Vだったことから複電圧仕様で製作されています。 ステンレス車やアルミ車があるのも大きな特色で試作車的な要素が強くあった系列といえるでしょう。 19m級の2ドアクロスシート車で当初、特急に用いられました。 2000形(鋼 […]