弘南鉄道 大鰐線 クハ1266形(もと旧西武鉄道モハ550形)川崎造船形 1974~1999年

弘南鉄道 大鰐線 クハ1266形(もと旧西武鉄道モハ550形)川崎造船形 1974~1999年

弘南クハ1266形はもと旧西武鉄道モハ550形。村山、川越線開業(電化)にむけ12両が川崎造船所(川崎車両)で1927,8(昭和2,3)年に製造されました。
17m級の全鋼製車で
「川崎造船形」と呼ばれる3Dロングシート車(片運転台)です。(クハ600形とペアを組みます)
カーブした雨どいと深い屋根に乗っかったお椀形ベンチレータがチャームポイントです。
1940(昭和15)年にモハ100形(クハ1100形)と形式変更されました。

1945年に武蔵野鉄道を合併し1946年 現 西武鉄道になってからの改番(1948年)でモハ151形151~162(クハ1151形1151~1158)と再度形式変更されました。
1955年にモハ161.162は電装解除されクハ1159、1160に これを弘南鉄道が1964年に譲り受けました。西武所沢工場で更新工事が行われ外板はノーリベットに窓枠はアルミサッシもしくはHゴム支持となっています。
大鰐線入りしたのは1266が1974年。1267は1975年です。1266は1995年に 1267は1999年6月に過去帳入りしました。新車年鑑2000年版で確認。

西武151系(モハ151形・クハ1151形)は1963~1966年に大井川鐵道、伊予鉄道、長野電鉄、津軽鉄道などに譲渡されています。
なお151系は西武で廃車になるまで1両も欠けることなく20両全てが他社に譲渡されたことになります。

形式 クハ1266  1266.1267 1928年 *川崎車両製
(*川崎造船所(兵庫工場)は1928(昭和3)年5月に川崎車両に分離独立)
旧西武モハ561→モハ112→現西武モハ162→クハ1160→弘南1266:1964年導入
旧西武モハ560→モハ111→現西武モハ161→クハ1159→弘南1267:1964年導入
17.100:2.740:3.855 23.5 t 台車:TR-10  定員:112(48) ブレーキ:自動空気
参考文献:鉄道ピクトリアル「東北地方のローカル鉄道」#477 1987年3月
参考文献:特集 西武鉄道「西武鉄道 時代を築いた電車たち」園田政雄氏 鉄道ピクトリアル#560 1992年5月

クハ1266形 クハ1266  1983年撮影

撮影場所:大鰐

クハ1266形 クハ1267  1983年撮影

撮影場所:津軽大沢

参考:高松琴平電鉄 740形→890形 740→890 もと旧西武モハ550形 555

撮影場所:今橋

撮影場所:今橋

1966年にクハ1156を再電装化し 山形交通に譲渡、モハ1形4となりました。
1974年の廃線後に高松琴平電気鉄道に譲渡、740形(Mc)740に 1983年電装解除、890形(Tc)890となりました。

形式 890 車番 890 製造 S3 川崎造船 導入 S51
もと旧西武モハ555→モハ106→現西武モハ156→クハ1156→山形交通モハ4 →琴電740
17100 2640 3885 26 t 112 名 48 席
台車 BW-61 制動装置 SCE
参考文献:鉄道ピクトリアル#509 S64.1

参考:伊予鉄道 モハ110形 111 もと西武クモハ157(新造扱い)

撮影1982年?:横河原

110系 (モハ110形5両・クハ410形3両の計8両)
1928年製の全鋼製車。いわゆる「川崎造船形」であるもと西武151系(モハ151形・クハ1151形)。
抵抗制御で手動加速(HL)、駆動方式は釣り掛け、モーターはウェスティングハウス製WH-556-J6(75kw×4)歯車比は3.94。
台車はKS-33L/KS-30L(クハ) ブレーキは自動ブレーキです。全鋼製で34.0t 17,050×2,734×4,146
1965.66年に西武所沢工場で車体更新(書類上は新製扱いですが見るからに川崎造船形)し、1967年伊予鉄デビュー。1994年廃車。

伊予鉄道 110形
←横河原①   郡中港、高浜③→ もと西武151系
モハ110-クハ410-モハ110  Mc-Tc-Mc
115+412_113  112_411+111
参考;私鉄車両編成表90年版

参考:長野電鉄 モハ610形 611(もと長野電気鉄道 デハ350形)

撮影:上田原

長野線の市内地下化工事により旧型車は順次淘汰されましたが、モハ600、モハ610形は工事完成の前年1980年まで活躍しました。
モハ603は解体されましたが、残り3両が上田交通へ譲渡されました。画像はそのときのもの

モハ610形 611 1927年川崎造船所製 デハ350形 1966年改造
17.120:2.705:4.210  31.7 t 100名48席
制御器:HL  モータ:   75 .0kw×4 直流1500V
台車:釣合梁式    ブレーキ:SME
参考文献: 鉄道ピクトリアル#431 1984.4(上田交通5271形から一部参照)

参考:大井川鐵道 モハ300形+クハ500形 307+507 (留置)

撮影:千頭

1964年にモハ159・モハ160が譲渡されモハ300形-クハ500形(307-507)の2連に。1980年廃車。

参考:津軽鉄道 ナハフ1200形 ナハフ1201

撮影場所:五所川原

1965年にクハ1157、1155、1158の3両が譲渡され、ナハフ1200形1201 – 1203となりました。
運転台が撤去され客車化されています。1995年に1201は廃車、2024年現在  1202、1203が在籍。

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弘南鉄道  歴史まとめ     (戦前の旧型国電の分類-30系、40系、50系)
大鰐線 モハ11 モハ105 108 モハ2231 モハ2250
 モハ3400
デハ6000 デハ7000 クハ16 クハ1266 クハニ71 ED22
弘南線 モハ3600① ② クハ16 クハ17 モハ2020→クハ20
クハ3600 3700 クハ3770 
デハ7100-7150 デハ7010-7020 ED30 ED33 

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