モハ11形1120~22はもと17m級旧型国電のMc クモハ11形を1967~71年に譲り受けたものです。(大鰐線入りしたのは1980年)
戦前製で17m級旧型国電であるこれら30系、40系、50系についてはこちらにまとめておきましたので是非ご参照ください。
→戦前の旧型国電の分類 30系 40系 50系
1120は もとモハ30048(1927年日車製)30系ということになります。(1928(昭和3)年の車両称号規定以前はデハ73247)当初はWルーフでした。貫通路がないことが識別ポイントです。
1953年の形式称号改正でクモハ11018 となり、改番を経てクモハ11124となっています。弘南入りしたのは1967年です。1988年に廃車。
1121は もとモハ50006で モハ10033(1925年日車製)木造車を鋼体化した50系ということになります。( モハ10033:1928(昭和3)年の車両称号規定以前はデハ63132)
種車の台枠を用いていることから16.8mとやや短めの車体をもちます。
40系と製造時期が重なるので車体の特徴はこれに準じています。よって貫通路付きとなっています。
1953年の形式称号改正でクモハ11409となりました。弘南入りしたのは1969年です。1988年に廃車。
1122も もとモハ50058で 木造車モハ10052(1924年日車製)を鋼体化した50系です。( モハ10052:1928(昭和3)年の車両称号規定以前はデハ63151)
1949年西武入りしモハ311形モハ314となっています。
1953年の形式称号改正の時点では西武入りしていたのでクモハ11形とはなっていません。西武モハ314はモハ328(3代)に改番されました。
どの時点で張り上げ屋根になったかはわかりませんでした。
弘南入りしたのは1971年です。モハ328はクハ1319とセットで譲渡され(モハ11形1122+クハ16形1612)として導入されました。
1980年に大鰐線へ転属しました。ワンマン化の対象から外れ 晩年はほぼ稼動することなく1999年に除籍されました。
モハ11形 モハ1120 1987年撮影

撮影:1987年大鰐
形式 モハ11形 1120 もとモハ30048 1927年日車製(1928(昭和3)年の車両称号規定以前はデハ73247)
→クモハ11018 (1953年形式称号改正) →クモハ11124 →弘南1120:1967年導入
17.000:2.885:4.130 41.9 t 台車:DT-10 定員:112(40)
制御器:CS-5 モータ:MT-15B 100kw×4 ブレーキ:自動空気
参考文献:鉄道ピクトリアル「東北地方のローカル鉄道」#477 1987年3月
モハ11形 モハ1121 1987年撮影

撮影:1987年大沢
形式 モハ11形 1121 もとモハ10033(木造車)1925年日車製(1928(昭和3)年の車両称号規定以前はデハ63132)
→モハ50006(鋼体化改造)→クモハ11409(1953年形式称号改正)→弘南1121 :1969年導入
16.800:2.880:4.250 43.1 t 台車:DT-10 定員:112(40)
制御器:CS-5 モータ:MT-15B 100kw×4 ブレーキ:自動空気
参考文献:鉄道ピクトリアル「東北地方のローカル鉄道」#477 1987年3月
モハ11形 モハ1122 1983年撮影

撮影:1983年弘南中央
形式 モハ11形 1122 もとモハ 10052(木造車)1924年日車製(1928(昭和3)年の車両称号規定以前はデハ63151)
→モハ50058(鋼体化改造)→西武 モハ314→西武 モハ328→弘南1122 :1971年導入
16.800:2.930:4.264 43.1 t 台車:DT-10 定員:118(40)
制御器:CS-1A モータ:MT-7 100kw×4 ブレーキ:AMAE
参考文献:鉄道ピクトリアル「東北地方のローカル鉄道」#477 1987年3月

撮影:1987年大沢
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