弘南鉄道 大鰐線 モハ100形 108 (もと京急デハ400形)1968~1989年

弘南鉄道 大鰐線 モハ100形 108  (もと京急デハ400形)1968~1989年

モハ100形108は弘前電気鉄道が導入した最後の電車となります。大鰐線は弘前電気鉄道が1952年に開業したもので当初はモハ100形(101~103)クハニ200形(201~203)が用意されましたがいずれも中古車を手直ししたものです。
モハ108もそうです。
京急デハ400形(1943年梅鉢鉄工所製)の車体を流用し西武所沢工場で狭軌の足回りをセッティングしました。スペックを見ると旧型国電の部品を再利用しています。
ところで弘前電気鉄道は1951年に三菱電機と建設工事契約を締結し11ヶ月という短期間で工事を完成しています。車両についてもしっかり自社製品を売り込んでいるのに違いないと思いきやそうではないようです。
1968年2月に新車扱いで入線しています。よって京急時代の車体番号は継承されていません。
大鰐線で交換可能な駅は6つありますがすべて島式ホームで相対式はありません。よって「弘南電気鉄道生え抜き」となるモハ100形は右側運転台が特徴となります。
1970年に弘南鉄道に吸収合併されて以後 弘南線からの転入車にその大半が置き換えられていきます。こちらは左側運転台です。
モハ105より出力が大きくクハと組んで運行されることもありましたが
モハ105・モハ108の2両は両運転台車であることから閑散時などの単行運転に使用されていました。
ともにワンマン化以前の1989年に廃車されました。

モハ100形 108 ②位 1987年撮影

撮影:1987年大鰐

形式 モハ100形 108 車体:1943年 梅鉢鉄工所製(京急デハ403)
→  1953年電装更新(日車) →  1959年車体更新(大栄車両)定員:108(44)
18.300:2.742:4.194 37.0 t 台車:DT-10  ブレーキ:自動空気
制御器:CS-5  モータ:MT-15B 100kw×4
参考文献:鉄道ピクトリアル「東北地方のローカル鉄道」#477 1987年3月

参考:伊予鉄道 120系21F① モハ120形 121 (京急400系)

撮影場所:古町
*120系 (モハ120形5両・クハ420形1両の計6両、ただし124.125は、もと小田急1900形)
1947年三井造船玉野製作所製。もと京急400系。
抵抗制御で手動加速(HL)、駆動方式は釣り掛け、モーターはGE製GE244AほかSE102,MB146SFR(85kw×4)。
台車はTR-14、KS33EL/TR-10(クハ) ブレーキは自動ブレーキです。34.0t/24.0t 18,300×2,742×4,147(個体差あり)
1965年に西武所沢工場で車体更新(書類上は新製扱い)し、1968年伊予鉄デビュー。1994年廃車。

伊予鉄道 120形
←横河原①   郡中港、高浜③→ もと京急400系
モハ120-クハ420-モハ120  Mc-Tc-Mc
121_421+122
参考;私鉄車両編成表90年版

-ローカル鉄道車両研究- →鉄道車両写真集index  
弘南鉄道  歴史まとめ     (戦前の旧型国電の分類-30系、40系、50系)
大鰐線 モハ11 モハ105 108 モハ2231 モハ2250
 モハ3400
デハ6000 デハ7000 クハ16 クハ1266 クハニ71 ED22
弘南線 モハ3600① ② クハ16 クハ17 モハ2020→クハ20
クハ3600 3700 クハ3770 
デハ7100-7150 デハ7010-7020 ED30 ED33 

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