岳南鉄道 ED28形電気機関車 ED281 もと小田急デキ101 1930年製(1969~1988年)

岳南鉄道 ED28形電気機関車 ED281 もと小田急デキ101 1930年製(1969~1988年)

ED281はもと小田急電鉄デキ101形101号機でした。1930(昭和5)年 川崎造船所(現 川崎重工)が製造した50t級電機です。
同時期の川崎造船所製50t級電機といえば近鉄のデ51が思い起こされます。
ともに側面のずらーっと並んだ丸窓が印象的です。
1942年、いわゆる大東急合併時に1020形1021に改番しています。1948年、大東急は解体され小田急電鉄に引き継がれED1021となりました。
岳南鉄道にやって来たのは1969年。その時岳南鉄道は1500V昇圧にむけて5台の電気機関車を導入していますがそのうちの一台となります。
主力は大きいのですが主力機として活躍したという記事はありませんでした。もっぱら入替用として使用されていたようです。
レトロな雰囲気が漂い魅力的な電機ですが どういうわけか影の薄い1台です。
1988年に廃車されました。

岳南鉄道 ED28形 ED 281 1930年製

形式 ED28 281  1930年 川車製
10.654:2.732:4.142(パンタ折畳み時) 50.0 t 直流1500V
1時間定格出力:522.2kw 引張力:8.16t 定格速度:23.5km/h
制御器:電磁空気単位スイッチ式 モータ:K7-2003B(川崎)×4 ギア比:4.29
台車:組立棒台枠  ブレーキ:EL14AS 空気ブレーキ
参考文献:私鉄電気機関車ガイドブック 東日本編 杉田 肇氏 1977年 誠文堂新光社

ED28形 ED281 1位(前位)

撮影:1983年 岳南富士岡

参考:近鉄 デ51形電気機関車 51

撮影:橿原神宮前

近畿日本鉄道 デ51形電気機関車 51
1929年2月製 旧吉野鉄道51号。8月には合併で大阪鉄道籍に。近鉄籍となったのは1944年。
10.354:2.626:4.090(パンタ折畳み時) 48.77 t 直流1500V
1時間定格出力:596kw 引張力:8.029t 定格速度:28.0km/h
制御器:電磁空気単位スイッチ式 モータ:川崎製  K7-2003-A×4 ギア比:4.71
台車:形鋼組立棒台枠  ブレーキ:EL14 空気ブレーキ
参考文献:私鉄電気機関車ガイドブック 西日本編 杉田 肇氏 1977年 誠文堂新光社

-ローカル鉄道車両研究- →鉄道車両写真集index  
岳南鉄道  歴史まとめ 電気機関車 :ED29形 ED32形 ED50形 ED28形 ED10形 ED40形
電車:5000系 7000形 8000形 9000形

ローカル鉄道車両研究カテゴリの最新記事