長野電鉄 2000系(特急形電車) 1957~1989年(非冷房時代)

長野電鉄 2000系(特急形電車) 1957~1989年(非冷房時代)

2000系は1957年に座席指定の特急車両としてデビューしました。
1964年までに3連×4本=12両が日車で製造されました。電装品は三菱電機製で当時、狭軌用車両としては画期的なWN駆動です。制御器は「ABF-108-15」75kwモーター「MB3032-A」をMM方式で制御します。最先端の3両編成でした。(なお必要に応じて2~4に編成替えも可能: Mc1-Mc2 Mc1-T-T-Mc2

ここで気になるのが名古屋鉄道5000系(初代)。1955年日車製のクロスシート車です。
中空軸平行カルダン駆動車で制御装置は三菱電機製「ABFM-108-15-EDHC」でMM方式の多段式制御。モータは東洋電機製の「TDK823-A」75kw×4
台車は住金製のアルストムリンク式「FS-307」と足回りは異なりますが、車体は長電2000系と瓜二つです。丸みを帯びた車体に非貫通型の2枚窓。屋根上には換気用モニタールーフが設置されています車体全体で強度を保ちつつ軽量化を図った「張殻構造」「(セミ)モノコック構造」とも呼ばれる全鋼製車体で当時としては先進的なものです。
名鉄5000系の発展型が長電2000系といっていいでしょう。

ちなみに地方私鉄初のカルダン駆動となる車両は富山地方鉄道モハ14770形(1955年日車製 電装品は東洋電機)です。
台車は日車製「NA-4P」。初期のカルダン台車であるのにもかかわらず完成度が高く長電2000形にも採用されています。
(なお1964年製の2000系D編成はエアサス台車の「NA-315」)

ファンデリアに蛍光灯とすっきりした明るい車内は観光客のみならず、沿線利用者にも大好評だったそうです。

1989年より集約分散式CU-113形を2基搭載し冷房化。あわせて新塗装に改められました。こちらは別タイトルでUPします。

長野電鉄 2000系 3両編成 編成表
←長野①     ③湯田中、木島→ Mc1 -T – Mc2
A 2002+2051+2001 (モハ2000+サハ2050+モハ2000)
B 2004+2052+2003
C 2006+2053+2005
D 2008+2054+2007
参考:私鉄車両編成表90年版 撮影

C編成 モハ2005-サハ2053-モハ2006(2006年12月廃車)

2000系C編成① モハ2000形 2005

モハ2000形 2001~2006 1957,59年 日車製
18.600:2.744:4.220  32.0 t 100名    席
制御器:三菱ABF-108-15EDMB  モータ:MB-2032A   75 .0kw×4 ギア比5.47 直流1500V
台車: NA-4P  ブレーキ:HSC-D
参考文献:鉄道ピクトリアル#431 1984.4

2000系C編成② サハ2050形 2053

サハ2050形 2051~2053 1957,59年 日車製
18.600:2.700:3.770  22.0 t 100名    席
制御器:  モータ:
台車: NA-4  ブレーキ:HSC
参考文献:鉄道ピクトリアル#431 1984.4

2000系C編成③ モハ2000形 2006

撮影:湯田中 日時不明

参考:名古屋鉄道 5000系(初代)

撮影日時 不明

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オリジナル車:デハニ200形  モハ610形 モハ1000形 モハ1500形 2000系 冷改 OS系 OS10系
転入車:2500.2600系 3500系 3600系 冷改  8500系 3000系 1000系ゆけむり 2100系スノーモンキー

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