ED310形は1963年 越後交通に移籍してきた西武E31号です。ただ参考文献「私鉄電気機関車ガイドブック 東日本編 杉田 肇氏」によると2代目のE31で所沢車両工場製としながらも竣工図では1956年東芝車両製と併記されています。また澤内一晃氏の 「「東芝戦時形」機関車の導入過程1」鉄道ピクトリアル No.841.2.4では1948年製となっていて諸説あります。
また澤内氏によると「1955年に西武所沢車両工場で1両を模倣製造した」ともあり「オリジナルの東芝製車両との違いは扉が側面向かって右側に取り付けられた点」とされています。
画像を見るとどうやら1955年の所沢工場製と思われるのですがいかがでしょう?
いずれにせよ。いわゆる東芝40tと呼ばれている大戦中から戦後にかけて東芝が多く製造した標準設計の40t級凸型機関車であることは間違いありません。
ちなみに2代目西武E31といえば大井川鐵道に移籍したミニEF65タイプですね。
600V 機として導入されましたが1969年1500V 昇圧改造されています。
1977年には予備機となっていたようですが 長岡線廃線の1995年まで使用されていたようです。
越後交通長岡線 ED310形 ED311 1エンド側(前位)

越後交通長岡線 ED310形 ED311 2エンド側(後位)

撮影:1989.3 西長岡
形式 ED310 ED311 1956年 東芝製 (1969年西武所沢にて改造)
11.050:2.740:4.185(パンタ折畳み時) 40.0 t
直流1500V 1時間定格出力:460kw 引張力:4.42t 定格速度:36.4km/h
制御器:電磁空気単位スイッチ式 モータ:SE114×4 ギア比:3.24
台車: DT-10 ブレーキ:AMA形 空気ブレーキ
参考文献:私鉄電気機関車ガイドブック 東日本編 杉田 肇氏 1977年 誠文堂新光社
参考:伊豆箱根鉄道_ED32 もと西武鉄道 32号 1エンド側(前位)

撮影場所:大場
形式 ED30 ED32.33 1947年 東芝製 1953年 譲受 1959年 1500vに昇圧
11.050:2.940:4.250(パンタ折畳み時) 40.0 t
直流1500V 1時間定格出力:400kw 引張力:3.77t 定格速度:40.0km/h
制御器:電磁空気単位スイッチ式 モータ:MT15×4 ギア比:2.52
台車: DT-11 ブレーキ:SM 空気ブレーキ
参考文献:私鉄電気機関車ガイドブック 東日本編 杉田 肇氏 1977年 誠文堂新光社
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