モハ31形は1953年12月にデ1の更新改造名義で竣功しました。デ1形は 1923(大正12)年の蒲鉄開業時に デ1、2として蒲田車両製作所で新製された11m級木造電車です。
モハ31では 東電工業製の車体にこのデ1の76E-1台車(ブリル社製)を転用するつもりでした。しかし新製の15m級の車体に対し強度不足ということで名鉄デ101の台車(日車製BW 78-25タイプ)を履かせることになったのです。よってモハ31からデ1を偲ばせるものはありません。
ちなみに名鉄デ101の車体にデ1の76E-1台車を履かせたのがモハ21です。(1979年頃廃車)
モハ31形はモハ41形と同じ 東電工業製の15m級車体でしたから見た目はほぼ同じでした。モハ41は別タイトルでUPしています。→モハ41
しかしモハ31がロングシートなのに対しモハ41はボックスシートでした。
1962年に西武所沢工場で車体外板を不燃化、制御装置をHL化(非自動間接制御)しました。1978年にはワンマン化されています。
1999年の廃線時にモハ31形は廃車され姿を消しました。
モハ31形 モハ31 ワンマンカー 日車製 BW-78-25タイプ 台車

撮影:1983.1 村松
モハ31形 31 1953年改造:モハ1形(大正12年蒲田車両製作所製)の改造名義
車体は東電工業製:15.150:2.720:4.115 26.55 t 104名44席
制御器:HL モータ:TDK31SC 56.0kw×2 直流600V
台車: 釣合梁式(BW-78-25 日車製) ブレーキ:SME
参考文献:鉄道ピクトリアル#431 1984.4
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