江ノ島電鉄 1000系まとめ 1000形(1000番台 1100番台 1200番台)、1500形

江ノ島電鉄 1000系まとめ 1000形(1000番台 1100番台 1200番台)、1500形

江ノ電はかつて単行ボギー車を100形、2連固定を200形とし、それらを集約するカタチで連接車となる2連を300形としてきました。
しかしそれらの多くは改造車、または台車や電機部品の一部を流用した車両でした。
時代に翻弄され厳しい財政下にあった江ノ電は不足分を移籍車で補うしかなく完全な新車となると1931(昭和6)年製の110号以来 永く途絶えていたのです。
そんな江ノ電が1979年に48年ぶりの新車として登場させたのが1000形です。以降1987年に登場の1502編成まで8年間の間に6編成12両製造されています。

さらりと1000形といいましたが、私の基礎資料である「私鉄車両編成表」では12両すべてがデハ1000形となっています。
鉄道ピクトリアル「関東地方のローカル私鉄」#418(1983年)ではデハ1000形、デハ1100形。
#620(1996年)では1000系とし1000形+1050形~1500形+1550形としています。
Wikipediaでは1000形とし1001-1051編成~1502-1552編成と区分します。
執筆者の見識で違いがあるのです。
私は1000形(1000番台 1100番台 1200番台 1500番台)としながら 1次車1001F 、2次車1101F…と併記してきました。
なお江ノ電のHP「江ノ電博物館(車両図鑑)」では1000形(1001-1051号車~1501-1551号車)です。

このたび「路面電車研究」ということで江ノ電の車両をとらえ直している私は今回、江ノ電公式HPの区分に従うべきかとも思いましたが…。
車両鉄の私としては この度 主な参考文献としている「江ノ電―懐かしの電車名鑑( JTBキャンブックス)」の見解が一番納得できるのです。
すなわち 江ノ電初のカルダン駆動車となる1500番台のみ1500形とするとらえかたです。
だからといって1000形と1500形を全くの別形式と区分するにはあまりに外見が同じすぎて抵抗があります。なにせ 3サイズはすべて同じ。定員座席数も同じです。
そんなわけで私は今回、1000系の1000形(1000番台 1100番台 1200番台)と1500形に分類することといたしました。

1000形1次車(1000番台)はツリカケ駆動の旧性能車で79年のデビュー当時は非冷房でした。
81年製の2次車(1100番台)では冷房準備車となり 83年製の3次車(1200番台)から冷房車でデビューすることになるのです。
1000番台は86年までに、1100番台は82年に冷房改造されていますので もはや区別するに及ばないと考えることもできるでしょう。
とはいえ最終モデルとなる86年製の1500番台に至っては カルダン駆動車となるのです。当然 制御装置もモータも台車も違います。
非冷房車も冷房化された今、ほぼ変わらぬ外見とはいいながらツリカケ駆動とカルダン駆動が 同一形式で混在するのは無理があるのではないでしょうか。

1000形は2003~11年に車体をリニューアルしました。300形305編成はツリカケ駆動からカルダン駆動に改造されましたが1000形ではツリカケ駆動のままです。
1500形も2013~14年に車体をリニューアルしています。ともに広告塗装もありますが 新標準色化がすすめられ 2013年からはシングルアームパンタに変更されています。

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1000系 1000形 1000番台 リニューアル車 1100番台 リニューアル車 1200番台 リニューアル車
1000系 1500形 リニューアル車

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江ノ島電鉄 路線まとめ  106形 300形: 301F 302F 303F改 304F改 305F  306F 500形  2000形 
レトロ電車: 10形 20形 新500形  転入車:600形 800形

 

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