福井鉄道 560形 562 もと北鉄2200形→名鉄モ560形 1989~2006年

福井鉄道 560形 562 もと北鉄2200形→名鉄モ560形 1989~2006年

福井鉄道モ560形562号は北陸鉄道金沢市内線モハ2200形として製造されました。
1956~58年に日車で6両製造されました。11m級の小型ボギー車です。
金沢市内線廃止の1967年。同じく車両限界の厳しい名鉄岐阜市内線へ多くの電車が移籍しました。
モ650形となったモハ2200形はパンタグラフをビューゲルに変更、1968年から運用を開始しました
1973年にはワンマン化されZパンタに変更されています

モ560形は1988年の岐阜市内線(徹明町-長良北町間)廃止にあわせ廃車されましたが、562のみ1989年に福井鉄道にやって来ました。
福井鉄道福武線には福井市内の一部に併用軌道区間
(福井新〜福井駅前〜田原町間)があります。
この区間で運用し市内中央部の活性化を図るという
福井市制100周年記念事業に使用するためでした
しかしその後はイベントで走る程度で車籍こそあれ休車状態が続きました。

福井鉄道 モ560形 562 福井市政100周年号

車幅の狭い福井鉄道562にはステップが取り付けられました。撮影1990.9:武生新

2001年に再度社会実験が行われました。
562は名鉄のLRV800形802を借り入れともに「すまいるトラム」と名付けられ路面区間で運行されました。

福井鉄道 モ560形 562 すまいるトラム

実験結果は芳しいものではなかったのでしょう。以後も活躍の場はなく2004年にリチウムイオン電池実験車に利用されました。
2006年に廃車されましたが解体を免れ2023年岐阜県美濃市の旧美濃駅で静態保存されています。

この写真は福井市内の路面区間で運転された後、再び運行が無くなり武生新駅に置かれていたときの写真です。
撮影2004.4 武生新

参考:名古屋鉄道 岐阜市内線用 モ560形 566 もと北陸鉄道モハ2200形

撮影場所:徹明町

形式 モ560  561~566   1956~58年 日車製
もと北陸鉄道金沢市内線モハ2200形 1967年導入
11.500: 2.200: 4.000  13.15 t  70名28席
台車 NS-7   モーター:22.4kw ×2  直接制御 クーラーなし
参考文献 rp319 1976.4

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