京福電気鉄道(嵐電) モボ611形(モボ111形流用車)1992年~

京福電気鉄道(嵐電) モボ611形(モボ111形流用車)1992年~

モボ611形はパンタグラフと主要機器とKS46台車をモボ111形から流用したグループです。
1992~93年に611~616の6両が製造されました。(613のみ新造のFS93)
2000年には503・504から捻出されたBWE12に換装されたものもありました。
2025年現在 台車は全車FS93に換装されています。
またZパンタがシングルアームパンタに取り替えられつつあります。
その変化にこっちが追いつかないほどです。
十の位が種車に由来していたモボ611形でしたが モボ621.631形との同一仕様化が進んでおり、もはや同一形式といってよいでしょう。

611 KS46L台車 旧標準色 2007年撮影

旧車番113 1992年竣工 撮影場所:西院

611 KS46L台車 京むらさき塗装 2011年撮影

撮影場所:西院

612 BWE12台車 旧標準色 2007年撮影

旧車番111 1992年竣工 撮影場所:西院

612 BWE12台車 京むらさき塗装 2014年撮影

撮影場所:嵐山

613 FS93台車 旧標準色 2005年?撮影

旧車番115 1992年竣工 撮影場所:

モボ611.621.631形(共通スペック)
1990~1996年 武庫川車両工業製 定員90人(座席36)
長:15,000 幅:2,640 高:3,860 自重20.3t

615 FS93台車 シングルアームパンタ付き 京むらさき塗装 2014年撮影

旧車番116 撮影場所:嵯峨駅前

参考:モボ111形 111 KS46台車

モボ111形は1932年製

京福電気鉄道はかつて「叡山線」と総称される叡山本線・鞍馬線、および福井県内の越前本線、三国芦原線の鉄道事業を行っていました。
しかし叡山本線・鞍馬線は1986年に叡山電鉄に分離、福井県内の鉄道事業も2003年にえちぜん鉄道に譲渡して撤退しました。
結果、嵐山本線、北野線がメインとなった京福電気鉄道はかねてから親しまれている嵐電(らんでん)の名称を2007年3月公式愛称としています。

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