8000形は1990~2012年に800形の機器を流用してアルナ工機で車体更新したものです。
710形711が1985年に車体更新された時 形式はそのままでしたが今回は8000形となっています。
なお710形は2020年以降、8000形と同タイプの車体に更新され今度は7000形となっています。
800形(1962~65年:新潟鉄工所製)の車体更新車なので制御方式は間接非自動制御です。
定員は90名から80名に減じています。
1990年より812以外は車体更新されて8000形になり 807のみ部分低床車の8100形に改造されました。
なお 8001~08が改造されたのは90~97年ですが8009、10が改造されたのはなんと15年後の2012年です。
2016~19年まではJR北海道五稜郭車両所で改修されていました。
2020年以降は札幌交通機械で改修されています。
車体の補修に加え 行先表示器のLED化・ヘッドライトのLED化などが行われています。
2025年現在812のみ活躍しています。撮影は 1993年8月 1997年10月 2009年3月 2024年9月です。
710形、710形改、7000形、800形、8100形は別タイトルでUPします。
→函館市電710形 710形改 7000形 800形 8100形
2011年4月 函館市交通局は函館市企業局交通部に改組されています。
8000形 8001 1990年改 広告塗装
8001:もと803 1990年3月改造 側面の行先表示器がありません。撮影1993.8:駒場車庫前
8000形 8002 1990年改 広告塗装
8002:もと808 1990年12月改造 撮影1997.10:函館駅前
8000形 8002 1990年改+2024年改修 広告塗装
8002:もと808 1990年12月改造 2024年に改修され 行先表示器・ヘッドライトをLED化
撮影2024.9:函館駅前
8000形 8007 1997年改+2024年改修 広告塗装
8007:もと806 1997年3月改造 2024年に改修され 行先表示器・ヘッドライトをLED化
撮影2024.9:函館駅前
8000形 8008 1997年改 オリジナル塗装
8008:もと809 1997年3月改造 撮影1997.10:函館駅前
8000形 8009 2012年改 後期改造車 広告塗装
8009:もと810 2012年3月改造 8010とともにライトが丸型となり行先表示器がLED式に
撮影2024.9:函館駅前
形式 8000 8001-08 1990~2012改 アルナ工機
800形の更新改造
12.320: 2.340 :3.700 14.6 t 80 名
台車 :FS-77A 住友金属 モーター: NE-50B 日車 50kw ×2
制御装置 NC-193 日車 ブレーキ SM-3
参考文献 rp688 2000.4
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