札幌市電(札幌市交通局) 8500形 8510形 8520形 オリジナル塗装 ST塗装

札幌市電(札幌市交通局) 8500形 8510形 8520形   オリジナル塗装 ST塗装

8500形(8501.8502:川重製)は1985年に20年ぶりの新製車として登場しました。
熊本市電8200形に次いで2番目となる回生ブレーキ付きVVVFインバータ制御車です。
駆動方式は札幌市電初のカルダン式となりシェブロン台車なども採用しました。
2012年にはIGBTーVVVFインバータに更新。2023年に8501は廃車されました。
8502は2022年に車体を改修。

8510形(8511.8512:川重製)は1987年に製造された8500形の増備車です。
車体形状では車端の絞りを2段とし運転台と前扉ステップを拡大しました。
台車はシェブロンゴムを用いた弾性車輪から通常の車輪に変更されています。

8520形(8521.8522:川重製)は1988年に8510形の増備車として製造されました。
ドア部の手すりやステップに改良を加えています。

いずれも冷房車ではありません。ちょっと意外ですね。
8500形の85は85年生まれだから。もう40年前の車両になるんですね。
早いもんです。58年生まれの210形が現役なんですからそんな気がしません。
ところで8510形は87年生まれ。8700形でもいいような気がするんですが。

8500形

形式 8500 :01.02 両数 2   1985年 川崎重工製
13.000: 2.230: 3.815  18.0 t   100 名
台車 KW-59 川重 モーター MB5016A 60 ×2
制御装置 SIV-324M ブレーキ MBS-R   参考文献 rp688 2000.4

8501  オリジナル塗装  1989年?撮影

2023年に8501は廃車   撮影場所:電車事業所前

8502  広告塗装  2014年12月撮影

車端の絞りは1段です。 Zパンタをシングルアームに変更    撮影2014.12:西8丁目

形式 8500 :01.02 両数 2   1985年 川崎重工製
13.000: 2.230: 3.815  18.0 t   100 名
台車 KW-59 川重 モーター MB5016A 60 ×2
制御装置 SIV-324M ブレーキ MBS-R   参考文献 rp688 2000.4

8510形

形式 8510: 11.12  両数 2  1986年 川崎重工製
13.000: 2.230: 3.815   18.0 t  100 名
台車 KW-59 川重 モーター MB5016A 60 ×2
制御装置 SIV-324M ブレーキ MBS-R  参考文献 rp688 2000.4

8512  オリジナル塗装  1994年2月?撮影

車端の絞りが2段になりました  撮影場所:創成小学校前

8512  ST塗装  2014年12月撮影

車端の絞りが2段に。Zパンタをシングルアームに変更 撮影2014.12:資生館小学校前

8520形

形式 8520 :21.22  両数 2  1987年 川崎重工製
13.000: 2.230: 3.815   18.0 t   100 名
台車 KW-59 川重 モーター MB5016A 60 ×2
制御装置 SIV-324Mブレーキ MBS-R    参考文献 rp688 2000.4

8522 オリジナル塗装  1994年2月?撮影

車端の絞りが2段。撮影場所:創成小学校前

8521  ST塗装  2014年撮影

1996年にZパンタをシングルアームに変更しています。撮影2014.12:西8丁目

8521  ST塗装  2024年撮影


方向幕LED化 シングルアームパンタに変更。撮影2024.9:大通

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