伊予鉄道 松山市内線 モハ50形(移籍組 呉市電1000形、南海和歌山軌道線321形) 

伊予鉄道 松山市内線 モハ50形(移籍組  呉市電1000形、南海和歌山軌道線321形) 

ここではモハ50形のうち もと呉市電の1001-1003(呉市交通局1000形:1959年ナニワ工機製)と
もと南海和歌山市内線の81(南海321形:1963年日立製)をUPしています。
1001-1003 は1967年呉市電全廃の前年に移籍しました。車番は呉時代のままですがモハ50形です。
3本のリブが特徴の軽量車体でモハ50形62-64と同形車ですがスペック上ではこちらのほうが1t軽く。
伊予鉄道市内電車中で最軽量車体となります。2000~04年に廃車。

81は1971年に和歌山軌道線全廃により移籍、伊予鉄では81号機となりました。
ワンマン化はされましたが、直接制御でモータは38kW×2のまま、冷房化されることもなく1987年に廃車されました。

ほか事業用車両であるモニ30形もUPしています。

モハ50形 1001  もと呉市電1000形

撮影1991.4:西堀端

形式 モハ50  1001~1003  両数3 製造初年 1963 ナニワ工機
旧 呉市電1000形1001~1003 1967年移籍 2000~2004年に廃車
11.500:2.346:3.720  11.9 t  80名 30席
台車 NK-12 ナニワ工機  モータ:50kw×2 直接制御 ブレーキ SM-3
参考文献 rp688 2000.3  路面電車ガイドブック 1976.6 撮影1991.4

モハ50形 81 もと南海和歌山市内線321形324

撮影1984.1:古町車庫

形式 モハ50  81  両数1 製造年 1963 日立
旧 南海和歌山市内線321形324 1971年移籍 1987年廃車
12.300:2.270:4.170  15.0 t  80名 32席
台車 KL-11c 日立  モータ:50kw×2 間接非自動 ブレーキ SM-3
参考文献 路面電車ガイドブック 1976.6

モニ30形 30

撮影1990.2:古町車庫

形式 モニ30  30  両数1  製造年 1952年 自社 2007年3月廃車
5.580:2.035:4.180  5.0 t  – – 席 荷重2t
台車 Brill21Eブリル  モータ:18.7kw×2  直接制御 ブレーキ 電/手
参考文献 路面電車ガイドブック 1976.6

モニ30形 31 もと土佐電気鉄道 300形

撮影1990.2:古町車庫

形式 モニ30  31  両数1  改造年 1971
旧土佐電300形 312 1954年製 土佐電製 1971年移籍 2007年3月廃車
8.490:2.197:4.168  8.0t 荷重5t – – 席
台車 ブリル  モータ:26.1kw×2  直接制御 ブレーキ 電/空
参考文献 路面電車ガイドブック 1976.6

 

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