モハ50形は14年の長きにわたり増備された市内線用車両です。
51~69は1951~62年ナニワ工機製、70~78が1963~65年帝國車輛製です。
一方モハ50形には 他社から編入された車両もあり1983年時点では32両を数えます。
まさに軌道線の主力でしたがモハ5000形の増備で廃車が進んでいます。
2025年現在で 51.54.70.75~78を残すのみとなりました。
ここでは初期形(51~61:1951~57年ナニワ工機製)をUPしています。
モータの出力は38kw×2 直接制御(KR-8)でした。
現在は後期形と仕様を合わせ50kw×2、間接手動制御です。
また1954~57年製の56~61から後部扉を中央寄りに変更しました。
51~55も同様に改造されています。
59-61では台車をKS40JからFS78に変更、運転台中央窓も幅広になりました。
ワンマン化は1970~72年に、冷房化は1981~84年にかけて行われています。
51 旧塗装 51-53(1951年製)
撮影1984.1?:古町車庫
51 新塗装 51-53(1951年製)
撮影2025.3:古町
形式 モハ50 51.52.53 両数3 製造初年 1951 ナニワ工機
11.950:2.430:4.170 15.8t 80名 26席
台車:KS-40J 新扶桑 モータ:50kw×2 ブレーキ:SM-3
参考文献 rp688 2000.3 路面電車ガイドブック 1976.6
55 旧塗装 54-55(1953年製)
撮影2003年3月:県庁前
54 新塗装 54-55(1953年製)
撮影2025年3月:県庁前
形式 モハ50 54.55 両数2 製造初年 1951 ナニワ工機
11.950:2.430:4.176 15.8t 80名 26席
台車:KS-40J 新扶桑 モータ:50kw×2 ブレーキ:SM-3
参考文献 rp688 2000.3 路面電車ガイドブック 1976.6
58 旧塗装 56-58(1954年製)
雨樋の位置、側窓の形状に違いがあります。撮影2003年3月:県庁前
57 新塗装 56-58(1954年製)
撮影:2018.3 松山市駅前
形式 モハ50 56.57.58 両数3 製造初年 1951 ナニワ工機
12.000:2.430:4.171 15.8 t 80名 30席
台車:KS-40J 新扶桑 モータ:50kw×2 ブレーキ:SM-3
参考文献 rp688 2000.3 路面電車ガイドブック 1976.6
61 59-61(1957年製)
撮影2003年3月:県庁前
形式 モハ50 59.60.61 両数3 製造初年 1957 ナニワ工機
12.000:2.430:4.171 15.8 t 80名 30席
台車:FS-78 住友 モータ:50kw×2 ブレーキ:SM-3
参考文献 rp688 2000.3 路面電車ガイドブック 1976.6
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