津軽海峡線開通当初、快速海峡号用として函館に配置されたのは50系5000番台でした。
110km/h運転対応車で1987年に31両改造され全車JR北海道が承継しました。
(オハ50-5001~15 オハフ50-5001~16)
種車はすべて2000番台で米子・福知山・亀山および九州地区で運用されていた車両です。
改造のポイントは津軽海峡線内での高速運転に対応させるためブレーキ装置と台車の改良したこと。
固定式の大型一枚複層窓に交換したこと。
座席を全て新幹線0系の廃車発生品となる転換クロスシートに交換したこと。
AU13AN形分散式冷房装置×5を搭載したことなどです。
なお電源はED79形の電気暖房用電源を冷房兼用としています。
オハフ50-5010についてはカラオケルームカーとして1997年に改造されました。
ちょっと厳しい写真ですが、こちらもご覧ください。
青春切符で北海道へ渡るのに欠かせない快速海峡号は 2002年12月廃止となってしまいました。
オハ 51系も海峡用に改造されています。こちらは別タイトルでUPします。
目次
オハ50系客車 快速海峡号用
オハ50形5000番台 オハ50-5006
撮影:青森
オハフ50形5000番台 オハフ50-5012
撮影:青森
オハフ50形5000番台 オハフ50-5010 カラオケルームカー
便所を撤去。カラオケ個室を4部屋(8人用・5人用各2室)設置しました。クーラーの位置が変更されています。
電源確保のためSIVが2基搭載されています。 撮影:函館
コメントを書く
コメントを投稿するにはログインしてください。